Qatar, Iran, Azerbaijan, Georgia,
           
Armenia, Cyprus,
Turkey,
               
                    
 暑くなる前にイランとその周辺国への旅 4,5月

Qatar
Doha
UAEと並びドーハもすごい勢いで近代的な新市街を建設中だ。海の中に建つ超スーパー高級住宅は完売状態。
そして、UAEと同じように働いているのはやはり主にアジア系やアフリカ系だ。
  Smart Card  ドーハの交通機関であるバス用 空港Gateを出る手前に販売カウンターがある
1リアル→30.7円
  Century Hotel Doha * 旧市街外れ、中国系 Trip.comで貯まったポイント割引き使用 8時着でもチェックインOKだった。

旧市街のあちこちにベンチならぬベッドが置かれている。暑い日中は、これを占拠して昼寝が出来る 
 新市街には地震の無い国ならではの奇抜なビルが次々と建っている。

中東はいつ行っても暑いが、多少涼しくなる夕方になると屋台が開き家族連れらが街に繰り出して来る。元気に店を切り盛りしているのは殆どが全身黒ずくめの女性達だ。
 
Iran
以前、経済制裁の報復でVISA取得不可に。っで、リベンジ。現在はe-VISAが簡単に取れる。
e-VISA 2700円 アライバルも可だが、強制保険加入になるのでe-VISAが優。
イラン通貨はゼロが多く、うっかりすると桁を間違えるので要注意だ。空港から市内まで地下鉄8000リアル21円。
10000リアル→1000トマーン→26.5円 100ユーロ→4700000リアル→470000トマーン 何をするにも計算計算・・・
経済制裁で経済は疲弊?そんな印象は全くない。地下鉄は新しい車両が走り、街には物が溢れている。
Tehran
Tehran Heritage Hostel 25ユーロ 2泊 国際値段、快適なクオリティーで地下鉄駅に近い。スタッフはともて親切で、列車チケットなど手配してくれる。

Tehran市内は地下鉄が便利。男性だけ、女性だけ、区別無しの3種類に分かれている。
バーレビー国王一家が住んていたサーダーバード宮殿博物館。広間の絨毯は巨大な一枚織だ。 イランは、やたら美人が多い。皆気さくで惜しげなく素敵な笑顔を向けてくれる。 鼻にテープを貼った人をよく見かけた。なんと鼻を低くする整形手術を受けたとか・・・そういう悩みがあったとは・・・
Mashhad 
 列車 Tehran→Mashhad 1等寝台654,000リアル(1,730円) *2時間遅れたが、コンパートメント内は皆親切で快適だった。
                                       お勧め1等TicketはHostelが手配してくれた。
  Vali's Homestay $12(朝食込み) チャイナ友がロンプラで見つけて予約 *守銭奴老夫婦経営、全くの外れ宿だった 
列車は連日巡礼者でいっぱいだ。聖地ハラメは500メーター四方程。しかし、そこから更にいくつものモスクや巡礼者の施設が伸びていて、ひと回りと言っても何キロも歩くことになる。

エマーム・レザーの霊廟、モスレムしか入れないがチャイナ友のチャイナ力でーー内部は立錐の余地無い感極まった人の群れ・・・
女性は全身をすっぽりと隠すチャードルを着なければならないが、新品のそれも柄が選べるチャードルを貰える。巡礼者達は、ホテルなどに泊まらず、ペルシャ絨毯の敷き詰められた24時間開いているモスク内で寝られるし、食事の支給もある。

この辺りは高級サフランの産地で、見事なサフランが買える。
4月だったので良かったが、暑い時期この格好はさぞかしキツイ事だろう・・・ 右も左も将来の超美人だらけだ。
Kerman⇔Bam
 
列車 Mashhad→Kerman 2等寝台440000(1,166円)*猛烈な風で列車内の座席には砂が堆積してしまった・・・ 
  バスKerman→Bam 150,000
  Hotel Parsyan Azady Bam $40(二人) *BamはHotelのチョイスが極めて少ないが、最近ゲストハウスが数件出来てきているようだ。
 
イラン西部の巨大なオアシス都市遺跡Bamは2003年の地震で破壊されてしまったが、現在再建が進んでいる。タリバンによりツーリストには長く危険地帯だったが、今はイラン政府管理下にある。観光客が増えてきているイランだが、ここまで来る人は少ない。
Kerman Bam→Kerman 乗合タクシー175,000 歴史及び考古学的な発掘物など変化に富んだKermanだが、情報が少ない・・・
  Amin Hotel 700,000 *情報が乏しくHotelのチョイスは限られる。
 

雨が極端に少ない典型的な砂漠気候だが、遺跡や恐竜化石等、観る物が多い。

 街の西側には広大なルート砂漠が広がり、砂漠旅への出発点になっている。
中心部の市場には新鮮な野菜や果物がたくさん並び、昔も今も多くの人で賑わっている。 どこでもそうだが、いつも人々に囲まれる。
Yazd
 
バスKerman→Yazd 160,000 
  Dalan Hotel $28 一人分3泊 朝食優 *チャイナ情報で旧市街の雰囲気あるここに泊まれた。ツアー手配、バスチケット及びEsfahanのHotelを頼んだ。
 

イラン式台の上に上がり、食事、お茶、おしゃべり、ネットアクセスしたり。とってもくつろげる。
Dalan hotelは独特の雰囲気に包まれた旧市街にある。周辺は建物に囲まれた暗い通路が、迷路のようにつながっている。細い路地を歩いていると、バードギールの立派な古い豪邸に行き当たり、中を見学出来たりする。
ズールハーネ  筋肉マンが重い棍棒や鎖を振り回したりする筋トレのようなイランの伝統武道
アミール・チャクマーグのタキイエ。夜はライトアップされて美しい。
沈黙の塔、Kharangh、Chakchak、Maybod
*タクシーを4人でシェア 一人425,000
 
ゾロアスター教、鳥葬の場。山の頂上が鳥葬場だ。ペルシャ帝国の宗教だった。

ゾロアスター教の聖地、Chakchak。車は中腹まで行くが,そこからは急斜面を徒歩で登る
街の西にあり、典型的なペルシャ式庭園。
Shiraz 
  バスYazd→Shiraz 夜行 360000
  Pardis Hotel ユーロ24 2泊 朝食おばさんは催促しないと省略するので要注意。
    休日は、家族でピクニックが定番。その人達がほぼ全員、お茶に誘ってくれる。家族の皆が感じ良く迎えてくれる

ステンドグラス越しの光がきれいなマスジェデ・ナスィーロルモスク。
      
イランの最大の楽しみは、アケメネス朝ペルシャのペルセポリスを訪ねる事だ。アレキサンダー大王によって完膚無きまでに破壊されてしまったが、レリーフや巨大な柱と梁を乗せた牛の彫刻など、当時をしのぶ想像を助けてくれる。遺跡内でバーチャル3Dをレンタルすると、その場その場の壮大な宮殿の内部が再現される。
 タクシー1日チャーター 一人ユーロ20 パサルガダエ、ナグジェ・ロスタム、ナグジェ・ラジャブ、ペルセポリス  

ナグジェ・ロスタム 200,000
アケメネス朝の王墓が並ぶ ダレイオス三世までは強大な王が続いた。
岩壁を削った王墓は、地面にいる人と比べると本当に大きい事が分かる。 宮殿への左右にある階段は、なんと一個の岩石から掘り出されたという。保護のため板の上を歩く
山への斜面に作られたため、正面は巨大なテラスになっていて、その上に宮殿が建てられていた。ペルセポリス 200,000
バーチャル・3D レンタル 300,000
Shushtar ペルシャの王都
 
バスShiraz→Shushtar 夜行 540000
  Shushtar Traditional Hotel 860000x2泊 一人分 朝食豪華 水利施設のそば 
 

チョガー・ザンビール 
ジックラト、寺院だったらしい。床面には模様が付いた板状レンガが敷き詰められていた

かつて壮麗な宮殿が広大に建てられていた面影は全くない・・・

シャープール1世の捕虜になったローマ人達が土木技術の多くを伝えたといわれる
    

シュシュの医師モハメッドが高級チャイハネの夕飯に招待してくれた

Mostofi Museum&Restaurant

街の中央部にある大きなバーザール

ペルシャ時代の水利施設は現役。そこで、ボランティア案内をしている女性達
Esfahan 
 バスShushtar→Esfahan 夜行 540,000 
  Saraye Ordidehesht Hotel $28 2泊 朝食 *エスファファンはツーリストでいっぱい。ここは勿論、イランの観光地ではホテルが不足気味だ。
 

エマーム広場の西側にはかつての宮殿の庭が公園になっている。高い木立が日陰を作り、水路添いの散策が素晴らしい。

学校から見学に来ていた女子学生達に囲まれた。
繊細なタイルの模様と複雑な凹凸が美しいながらも圧倒的な迫力で迫ってくる。 アーリー・ガーブー宮殿の並びに素敵なカフェ。

エマーム広場にある高級サフラン店。この瓶の中の最高級サフランをグラム単位で買う事が出来る。

優雅な宮廷夫人画。平安美女のようにふっくらしていた。昔高貴な人は豊かさの象徴として太っている事が重要だった。

数あるサファヴィー朝の橋の中でもエマーム広場から近いスィー・オ・セ橋のライトアップ。
エマーム広場でポーズを取ってくれた女性。法律で決められたスカーフ着用を素敵なファッションに。
Kashan
 バスEsfahan→Kashan 135,000  
  Sanna Hostel $17 朝食優 *中庭が落ち着く、半地下の洞窟状部屋だった。Kashanで人気のHostel。 

Abyaneh シェアタクシー 一人ユーロ5
ピンクの村アブヤーネへ。女性達はピンクのバラ模様のスカーフを被っている。
伝統の衣装を着けた女の子。これは、観光客用の貸衣装。
近辺にある赤土を壁に利用している。家は斜面に貼り付くように建てられている。

カラス風黒ずくめの女学生達。楽しそうに撮影会。

Hotel近くのモスク。昼間はごく普通だったが、ライトアップされた夜の眺めは美しかった。
世界遺産のフィーン庭園でツーショット写真を撮る中年夫婦。
18世紀の後半建てられた旧市街に残る邸宅巡り。レストランが併設されている邸宅もある。

イランのバスは便数も多く乗り心地が良い。道路も整備されていて、ほぼ時間通りに運航されている。
   Azerbaija Air Tehranから1時間
Azerbaijan
 国内のあらゆる所から石油が出る。政治は安定していて、医療、教育が無料、家も順に配布されているとか!
Baku      アゼルバイジャン・マナト 1→65.7円
   Hostel Inn  86.4 3泊 朝食は別途4マナトだが、すごく良い 場所は良いがレセプションがほどんど英語を話さない・・・
象徴的なバクーのビルは炎を表している。夜はライトアップ。 Maiden Tower
城壁に囲まれた旧市街は迷路。高低差もあり、散策が楽しい。

何でもない地下通路は総大理石!!歩道橋にはエスカレーターが付いていた。

ホテルやレストランが多い中心部の広場は、床面が綺麗に清掃されていた。
石油とともに天然ガスも豊富で途切れず燃えているヤナルダグ。 バクーの中心から少し外に出ただけで、無数の櫓が見えてくる。 郊外にある泥火山帯 あちこちでボコボコ大きな泥泡が立っている。温度は高くない。 コブスタン 新石器時代の岩絵が何千も残っている。その一部が観られる。 
  アゼルバイジャン航空 バクーから1時間
Georgia
  
Tbilisi 
   グルジアラり 1→41.5円
   Midtown Hostel 158 2泊 朝食込みで優 受付の前の部屋だったので、少々うるさかった。モダンで清潔
   Hostel Your Home 25 1泊 内装が重厚な感じで良い。問題はシャワー、トイレが一個だけ・・・

旧ソ連時代の名残り、地下鉄は核シェルターでもあり、かなり深く作られている。

街の南には丘の上に古城があり、歩いて行かれる。殆ど崩れていて危険そうだが。

街の真ん中をクラ川が流れていて街を2分している。テビリシ街歩きは楽しい。手軽に、ジョージア味が手に入る。
クラ川に掛かる歩行者専用のモダンな橋
Kazbek  ロシア国境近くにある。 マルシルートカ 10 
   Qubi Guest House 90 2泊 朝食込みで優 *カズベキ山の向かい側の斜面を登った所にあり、眺めが素晴らしい。

おじさん達はいつも同じメンバーでおしゃべり。通じないが必ずいろいろ話しかけてきて楽しい。

ゲストハウスでは、全く言葉通じず・・・しかし、何とかなるものだ。カズベキ山の眺めには最高のロケーションだ。

ロシアとの国境までトレッキング。途中温泉があり、川が鮮やかな色に染まってた。往復約20キロ。
地方は、とてものどかだ。旧ソ連による軍用道路は素晴らしい眺めが続く。でも時々、羊が優先。 
  マルシルートカ Tbilisi→Elevan 40 7時間
Armenia
   アルメニアドラム 100→23円
Yerevan  
  Rediance Hostel 27000 3泊 朝食込み *賃貸しているフィリピン人がやっている。シャワールームは住民をシェア・・・ 
建物にはローズ色の石材が使われていて、とても美しい。カフェが並び全て安価で、お茶やビール飲み街歩きが楽しい。カスカードの階段を上がれば、アララト山が目の前に見える。共和国広場は夜になると噴水がライトアップ。たくさんの人が集まる。
カスカードには何故か?ボテロ(コロンビア)の彫刻が幾つか立っている。ボテロの作品は人を朗らかな気分にさせる圧倒的な力を持っている
世界遺産のエチミアジン大聖堂に伝わる、ノアの箱舟の一部と言われている木片 ロンギヌスの聖槍。キリストの死を確認するために使ったと言われている。
 Aegean Airline Yerevan→Athena→Larnaka Total 5時間 
Cyprus
   通貨 ユーロ
Larnaka バスLarnaka→Lemesos 9ユーロ バスLemesos→Pafos 4ユーロ 
  Qbic City Hotel 9500円 朝食込み 朝食は素晴らしかった。 壁に大きな鏡、それはTVだった。
キプロス島の玄関ラルナカ、郊外には夏は水が干しあがる塩湖。その先にはローマ時代の水道橋がある。Hotelの屋上にジャグジー。そして、雄大な夕焼け。
Pafos 
 
Axiothea Hotel 2泊 100ユーロ 朝食込み 朝食優 
  パフォスにはギリシャ時代の墳墓やローマ時代の邸宅床の豪華なモザイクなどが良い状態で多く残っている。
Nicosia ニコシアは中央でキプロス領とトルコ領に分かれている。
  Arsinoe Guest House 117ユーロ 3泊 

旧市街は花形の城壁に囲まれているが、ほぼ中央でトルコ領と分断。通過にはバスポートが必要。
境界線は国境紛争の爪痕のまま。 古代から交通の要所であったキプロス島は、アッシリア、ギリシャ、ローマ、ベネチア、トルコなど多文化の支配下になったため、貴重な遺跡が多く残っている。   
Kakopetria
ニコシアからバスで西へ。美しい山間の村がある。
5月末、道沿いにサクランボがたわわになっていた。甘くてとっても美味しい。ポーランド友とたくさん食べた。
キプロス島は猫天国。もう猫だらけ。この子はすっごく美しい!
オリジナルの手作りジャムなど。家庭料理のランチも食べられる。
Turkey  トルコリラ1→20円
Gazimagusa
Famagusta) 乗合ミニバス ニコシア→Gazimagusa 11L
   Mysty Garden Guest House 80ユーロ 2泊 朝食込み 欲張り爺さん経営・・・
旧市街は要塞の中。ツアーの団体が帰ると貸し切り状態になる。
シェークスピアのオセロの舞台になったオセロ城は東の港前。
ファマグスタからのバスは朝1本だけ。
Salamis、ローマ時代の都市遺跡 テルマエの床面に敷かれた大理石モザイクが当時の豪華な浴場施設を想像させる。劇場も大きい。神殿、港から真っ直ぐ伸びた道路や住宅跡が残っている。
Girne 乗合ミニバス Famagusta→Girne 12L
     Nostlgia Hotel 123L   
        トルコ側はミニバスが縦横に頻繁にあり、移動が楽だ。
        ニコシアとの間には岩山があり、バスは眺めの良い峠越えをする。ギルネは観光地で賑やかだ。名物料理のムサカ。