ハノイ     列車 ラオカイ→ハノイ 155,000ドン (1,100円) ハード・ベッド   *ソフト・ベッド 260,000ドン (1,820円)
                                            *700円の差は大きい。ソフト・ベッドは車両もきれいで到着時間も普通の朝。
                                             法外な手数料を取る旅行社に頼まず、駅で切符を買ったため売り切れていて
                                             朝4時に付くハード・ベッドしか残っていなかった。簡素な車両、窓はの隙間から風
                                             挙句、コンダクターは、非情な女看守のようだった。
                          Hotel CamelliaII $15 トイレ、シャワー ハンザ市場の上、場所が良く快適。ハノイのホテルは高い。安くても
                                            $10もして、かつ汚くうるさかったりするので、そこそこに泊まった。



                           *大概の都市は地図があればなんとかなるが、ハノイはちょっと難しい。通り名がブロック毎に変わってしまう
                             通り名がだいたい頭に入っている人にはかえって楽なのだが、慣れていない旅行者には通りを辿れないので
                             現在地が訳が分からなくなってしまう。

旧市街だけの行動範囲ならたいした
事はないが、新市街まで広げると
ハノイは結構大きい。幸い、博物館など
でバス路線案内地図が売られている。

ホアンキエム湖の北側は観光客が多い
そこで、竹製品を売る男性。嵩張るので、
観光客にはあまり売れないが、日本なら
結構高くなるだろう細かくてしっかりしてる

ホーチミン廟の横には彼の家が残って
いる。ここは、社会科見学の定番のよう
で、遠足の子供たちで賑わっている。廟
を訪れると強制的に見学させられる。
一柱寺を訪
れていた学
生達。晴れ
着のアオザ
イを着てい
る。日本に
は、強い憧
れを持って
いて、日本
企業での就
職が夢だそ
うだ。


ホーチミン廟の見学は結構厳しい制限
がある。カメラは預ける。外国人はバッ
クも持込禁止。しかし、カメラはポケット
に入れて、ベトナム人のようにしていれ
OK。一端預けると、取りに戻るには、
かなり遠くなってしまうので面倒だ。
旧ハノイ城
が見学で
きる。その
敬天殿に
には、無
造作に、
ホーチミン
直筆が壁
に架けら
れていた。
地下はベト
ナム戦争
の時の北
の参謀本

郊外へバスを乗り継いで、民族博物館
に行く。ベトナムの少数民族の生活が
展示されている。実際には、山奥の不
便な所で生活しているので交通手段は
なく一般の観光客が訪れるのは難しい。


べトナムでは、有名なウォーター・パペ
ット・ショー 連日盛況満員だ。ただ、
間際に劇場のチケット売り場に行けば、
買える可能性が高い。ベトナムの民族
音楽が生演奏で聴ける上、独特の人形
達はその表情がのどかで牧歌的

人形達。ひょうきんな仕草がほのぼのと
していて、伝統芸能の華やかさがある。



雨の街、自転車に雑貨を満載にして売
り歩く女性。



朝早くから、この天秤棒が街中を歩く
欲しい物が、やってくるのでとても便利
だ。フルーツは皮を剥き、種を取ってく
れたり、暖かいお茶を売っていたり。

ドンスアン市場付近はたくさんの荷物を
積んだ自転車売りのスタート地点。下着
を満載した自転車は押すのもかなり
重そうだった。
         ハロン湾    一泊二日ツアー $31 (船、カットバ島のHotel Sun and Sea、全食事込み) SinhCafe
                                             * カットバ島のホテルはバスタブ付き、アメニティーが揃って素晴らしかった。
                                               食事も豪華、更にサービス向上のため、宿泊客のアンケートを取っていたのは
                                               もはや共産主義国家から、自由経済活動へ脱皮

ハロン湾の眺めがこれほど美しいとは、
予想を遥かに超えていた。一日目は雨
で、奇岩は雲の中。それでも、湾の中の
静かな鏡のような海に姿を映して幻想
的に美しい。

ハロン湾にはたくさんの島があるが、
カットバ島には、ナショナル・パークが
あって、トレッキングができ、港には
ハロン湾で取れた魚が毎朝揚がって
くる。

南洋真珠の養殖もしていて、破格値で
買う事ができる最良の場所でもある。
朝、港に魚を運び終えると、湾内を案内
する観光船にもなってくれる。島の人達
は、のんびりおっとりしている。

早朝から港は賑わっている。魚の種類
は多い。夏は、長期滞在者が増え、森へ
入ったり、新鮮な魚を買って自炊したりと
島に滞在してハロン湾の生活を楽しむの
が人気とか。

小船を操って漁をする人。少し大きめ
の舟に家財道具の全てを積み、水上
生活をしている人達もいる。互いに船
を繋ぎ合せ、村を作りその子供たちの
水上小学校などもある。


潮が引くと、広い干潟ができる。干潟
にはムツゴロウのような魚がたくさん
いて、それを捕る人もいる。干潟の水路
を抜けてハロン湾に出て行く舟。前日、
ここに船が着いた時は満潮で、景色は
全然違っていた。

シンカフェのツアーグループ。このよう
なグループが毎日たくさん到着する。
ツアーによっては、内容が違っていた
りとトラブルがあったりするらしい。中に
かなり悪徳な業者もいるみたいだ。


船で一泊するコースもある。シャワーも
あったり、季節に寄れば夜泳いだりと
楽しそう。島泊組も船泊組みも皆満足
していた。捕った魚を船に売りに来る
漁師もいて、その場合は船で料理して
くれる。

たくさんの船が乗り降りする、小さな港
や、島の洞窟では乗客は船から船を
渡り歩かされる。よろよろすると、海に
落ちそうになる。

海から、直立する奇岩の群れは、雄大
な眺めだ。その一つ一つに名前が付い
ていて、なるほどと思えるのが面白い。
船の屋根に座って、ゆっくり堪能。

広いハロン湾を回りきるのは何日も掛
かるそうだ。時間があれば、違うコース
を催行している旅行社に変えて出直す
と良いと思った。

こんな穏やかな海も嵐が吹き荒れる
事があるらしい。現につい数日前は
海が相当荒れたとガイドが云っていた。
想像が付かないが。
        ニンビン     ツアー$17 リトル・ダーリン・カフェゲストハウスで頼んだが、これはひどかった。運転手が新人で集客だけで
                                          2時間。ガイドの女性も事前に何も調べておらず、客にしわ寄せがきて最悪だった。結果、肝心の
                                          ツアーが大幅にカットされる内容になってしまった。

古都ホアルーなど、ニンビンには見所
がたくさんある。一泊して、ゆっくり回る
価値はある。


タムコックは、田園の中を走る水路を
手漕ぎボートで巡るのどかなもの。1時
間ほど進むと鍾乳洞が3つあるが、この
ツアーは途中で折り返しだった。

ハロン湾だけではなく、ハノイの南には
こうした景色がいくらでもある。中国の
桂林の方が有名だが、規模としては
ベトナムの方がずっと大きいのでは。

タムコックは2,3人乗りの小型ボートで
水路を進むが、途中村人の家があり、
水路ではアヒルが飼われたりしている。
ボートは大概女性が漕ぐ。
        香寺           ツアー$17  リトル・ダーリング・カフェ
                                         ニンビンと同じ方向で、ニンビンよりややハノイに近いが高速を使わないので、時間的には同じ
                                         *聞いてはいたが、週末のフォーン寺の混みようは半端無い。寺までは、ロープウェイと階段道が
                                          ある。雨で階段道はぬかるんで膝上までどろどろになっている人もいる。ロープウェイの終点から
                                          寺までの道の混みようは、人が一塊になってくっついてじわじわ進むよう。そして、その間に隙
                                          あれば、持ち物をスラれてしまう。盗られて困るものは持っていなかったつもりだったが、ハノイに
                                          帰ると計算機がなくなっているのに気が付いた。

フォーン寺に行くには、ダイ川をボート
に乗る。ボートは何時からか鉄製になり
何と、一台に30から40人も乗せる。

明きからに定員オーバーで、揺れれば
水が入ってきてしまう。しかし、漕ぎ手は
さすがにプロで舟を揺すらずに漕ぐ。

フォーン寺には、帰りもボートしか交通
手段がないため、夥しい数のボートが
待機。

名物は、蛙、海老、魚などの形をした
パン。味はフランスパン。焼きたては
香ばしくて美味しい。一個14円

大方の人は寺に行ってしまい、閑散と
した土産街。この先にゲートがあり、寺
に入るには入場料を払う。

ここの名物は、周りの山で捕られた野
生の獣。こうなってしまうと元の動物が
分からない。
ねこ科の動
物らしい。
客が注文
すると肉を
切って出し
てくれる。
聞いたとこ
ろでは、野
生動物は
格別の旨さ
だという事
だ。

左の動物の元の姿は豹のような山
猫だった。山にはたくさんいて、特に
旧正月の時期に店に並ぶらしい。

寺の土産物屋などに泊まって一夜を
明かした人も多い。帰りの船も満載。

狐のような
動物。店
先には、
名前のわ
からない、
野生動物
が、あちこ
ちにぶら下
げられて
いる

たくさんの人を乗せたボートがフォーン
寺から戻る中、ダイ川にうなぎ?の仕掛
けを掛けていく女性

フォーン寺へのダイ川周辺も見事な
自然美の世界だ。