アブ・シンベル     
                           アスワンハイダムに沈まず引き上げられた神殿
 カイロ → ギザ → サッカーラ、ダフシュール、メンフィス → アスワン →
            ☆☆☆ → コム・オンボ、エドフ、エスナ → ルクソールデンデラ
   

                                               
        今でこそ、ナセル湖の畔にその堂々とした姿を
既得の場所のように構えているアブ・シンベル神殿であるが、

発掘当時は砂に半分埋もれていたという。
そして、ナイル川は遥か彼方を流れていた。
ヌビア砂漠を渡ってきた旅人が岩の裂け目から
下方に下りたとき、半分砂に埋もれたアブ・シンベル神殿の
巨大なラムセス像が4体目の前に現れたのだ。


  アブ・シンベル ツアー 約US$130 往復の飛行機代 ネフェルタリホテル一泊 夕食、朝食付き
               *アスワン市内の旅行社を幾つかあたったが、エジプト航空のツアーが一番良心的だった。
                   *ツワー以外で、上記内容だと飛行機だけで往復US$210になってしまう。

  
 ネフェルタリ・ホテルから歩いて行かれる     二番目のラムセス像から落ちた頭部   神殿内部はラムセス2世の像が   
                                 おでこだけで、我が身長分がある
   8体と壁面を埋め尽くす壁画
                                               正面は神々とラムセス像 
  
 神殿内には枝分かれした6つの部屋がある   大列柱室の壁面、がディシュの  アムン神、ラー神、イシス神とラムセス2世
                              戦い、
弓を持つのはラムセス2世
  
大神殿からナセル湖沿いすぐの所にある。小神殿はネフェルタリ王妃のためと言われている。こちらも内部は、列柱と壁画に覆われ中は落ち着いた静けさがある。2つの神殿の向かいには、ナセル湖があり周りは砂漠が広がる、喧騒からかけ離れた世界だ。夜は満天の星とナセル湖で夜の漁をする船の明かりが点々と美しい。こちらから、懐中電灯で合図を送ると漁をしている人は明かりで応えてくれる。
                                                                        
アブ・シンベル神殿から湖の小さい入り江を周った反対側にネフェルタリ・ホテル
がある。ホテルの遊歩道からは湖の眺めがきれいだが、周り込んだ所にある
神殿は残念ながらホテルからは見えない。ホテルから神殿へは両側に土産物屋が並び、飲み物なども買える。ホテルの夕食は当初、ビュッフェと聞いていたがコース料理になっていた。デザート、コーヒーor紅茶まであり至れり尽くせり。部屋は十分な設備とバスタブがあり、エジプト滞在中最初で最後のタブバスを楽しんだ。
この日、ホテルには他にドイツからの団体が入っており夕食は皆でビールを乾杯した。


 カイロ → ギザ → サッカーラ、ダフシュール、メンフィス → アスワン →
     ☆☆☆ → コム・オンボ、エドフ、エスナ → ルクソールデンデラ