アグラ                  ウッタル・プラデーシュ州       
                                               
     列車  ニューデリー →アグラ  US$6  予定は約4時間だったが、5時間以上掛かった。
      ホテル  ツーリスト・レストハウス 150Rs シングル 
                   *部屋のシャワーは湯が出るはずだったが、やっぱり水だった。
         
          この街は、もう全てのインド人がテグスネ引いて、何とか儲けようと観光客を待ち構えて,いるように
          錯覚するほどだ。普通の人達に前以って運賃などの相場を聞いておくことは随分と役に立つ。

    Taj Mahal
           US$5or250Rs+500Rs(考古学局への支払い) 雨季のカビなどによる大理石の劣化を防ぐため、手作業に
                                             よる手入れが続けられている。
                       入場の際検問があり、携帯などは預けないといけない。預け料は無料。しかし、小遣いを
                       稼ぐため預けるべき物を持っていない時でも、何やかやと何か一つ預けさせられる。
                       取り戻す時に料金は不要。

           インドには、見るべき物がたくさんあるが、その中でも特に有名なのがこのタージ・マハルだ。
           シャー・ジャーハンが、第3婦人ムムターズのため建てた墓に由来する話は有名だが、結婚生活約20年間に
              14人の子供を生んだ。常にお腹に子供が入っていた事になり、ロマンチックとはかけ離れた生活感に思える。

           白亜の大理石で出来ている壮麗な墓を置く建物は想像以上に大きい。その台座部分から上は裸足で
              上がる。捨ててもいい靴下を持参すると、あちこちにあるハトの糞にもそれ程神経を使わなくて済むだろう。
タージ・マハルの敷地は結構広く、左右対称に出来ている。タージ・マハルの台座部分は長さ95メーターもあり、タージ・マハルは一辺が56メーターもある。
建物の面に施されたレリーフと象嵌の正確さと緻密さはホンの一部だけ見てもその細かさは想像を絶する。
これは、建物の面に施されたレリーフのホンの一部分だが、丁寧な仕上げは目を見張るばかり。大理石自体、硬度が高いのでこうしたレリーフを作ることは並大抵の労力ではなかったろう。中央ドーム部分に入り、上を見上げるとドームの壁面に空けられた穴が何箇所も見える。かつて大粒のサファイヤ、ルビーなど高価なそして大きさも巨大な宝石が嵌め込まれていたという。しかしイギリス統治時代に全て持ち去られてしまった。
タージ・マハルの四隅に立つ塔はわずかに外側に傾斜を作り、地震などの際は建物を傷つけることがないように設計されているという。
タージ・マハルの後ろにはヤムナー川が流れている。河を挟んで黒い大理石製の同じ建物がシャー・ジャーハン自身のために作られる計画だった。 タージ・マハルの両サイドには左右全く同じ形の建物がある。向かって左側はモスク。
タージ・マハルの西門。こちらが観光入り口。門の前にはガイドが待ち構えている。250Rsだという。一人でゆっくり見たいからガイドは要らないと言うと50Rsになった。それならと頼んだが結果急かされるのと、土産物屋に連れて行こうとするので、途中で別れた。 正門。この門を抜けると正面にタージ・マハルの建物が見える。
この門からの眺めは実に美しい。
前日の夕方、閉館時間を知っているのにアグラ城へ連れて行ったリクシャマン。それならとばかりに彼は、すぐ近くの川原へ案内する。ここはタージ・マハルが遠目に見える広々とした空間だった。だまされたとしてもお釣りの来る眺めであった タージ・マハルの眺めから後ろを向くと、これも世界遺産のアグラー城が見える。
     アグラー城    
           入場料 250Rs or US$5
ムガール帝国のアクバルによって建てられた堅牢な要塞タージ・マハルが白亜の建築物に対して、こちらは赤めの石で堅牢さに溢れている。 アグラー城内にあるディーワーネ・アームは謁見の間であった。
      ファーテプル・スィークリー
           入場料 250Rs or US$5
              バス  アグラ イードガー・バスターミナル→ファーテプル・スィークリー 14Rs 
              アグラからバスで1時間ほどの所にムガールの華麗な宮殿が残っている。小高い丘に建てられた宮殿内は
              贅を尽くしている。建物の屋根には繊細な装飾の椀型の飾りがいくつも並んでいる。
ムガール建築様式の特徴である屋根の上の飾りがみごとで、損傷がなく繊細美だ。 要塞的な要素は薄く華麗で贅が尽くされている。王は美女達が遊ぶ様子を見たり、はたまた美女達がレース越しに宮殿での生活を覗いていたり。
ファーテプル・スィークリー、ブランド門前のチャイ屋。彼は朝早くからチャイを作り、妻と幼い子3人の家庭を守っている。 ファーテプル・スィークリー、バスターミナルからは小さい市場が続き、ここでも子供達がよく働いている