アーマダバード


                  
                         グジャラート州


  バス ウダイプル→アーマダバード 121Rs
         ウダイプルのバスターミナルでは、物乞い攻勢に参った。一時間半ほど
         バスを待つ事になったが、その間物乞い攻勢は寸時も途切れなかった。
         物乞いは幼い兄弟親子など。黙って手を出してくるのを無視すると、
         膝を叩いてくる。一人にあげるともう収集が付かなくなるので、誰にも
         あげられない。子供達には持っている食べ物を分けたりしたが。


  アーマダバードは随分と大きな街で、街中が人で溢れているような印象だ。ここでも、
  ウダイプルからのバスを降りるとワッとオートリクシャマンが寄ってきた。ここには泊らず
  アジャンターに抜けるつもりだが、階段井戸ダーダ・ハリだけは見たい。

                        
ダーダ・ハリ・バオリ 無料
500年ほど前のもの。これが井戸とは思えない壮大な建築物。
井戸は幾つかがトンネルで結ばれている。
井戸は地上階から掘り下げられ、5段ほどになっている。各階は柱が彫り抜かれ、細かい装飾が付いた柱がまるで宮殿のようだ。 このような階段井戸はインドに数百箇所あるというが、アーマダバードがあるクジャラート州に集中しているという。
     この街では、オートリクシャの親子に騙されたー。アーランガバード行きの寝台バスを高額で買わされ、バオリまでの
      リクシャ代は相場よりはだいぶ高く払ってしまったようだ。それは、親子がお茶をご馳走してくれたり、頼んだバオリの他に、
      頼みもしないのにあちこち案内してくれた事からも分かる。インド10日目、そろそろカモにされないようにしないとーー
      リクシャ代   数時間→110Rs
      寝台バス アーマダバード→アーランガバード  450Rs
                 *このバスは運転席が窓を開け放ち、風が吹き込んできてとても寒かった。リュックで窓からの風を
                  塞ぎ、ジャケットに包まったが結局風邪を引いてしまった。インドの夜行バス、列車では風邪を引く人が
                  実に多い。