アレッピー   ケーララ州

                                                
       バス コーチン→アレッピー 27Rs
       ホテル Arcadia 150Rs シングル (トイレ、シャワ) バスターミナルの隣、場所的にも高いと思われるが
                         シーズンオフのためか安かった。

          
    ケーララ州、アレッピーといえば、バックウォーターの船旅で有名。椰子の木が生い茂る南インドの美しい街だと言われて
     いるが、やはり着いたバス・ターミナルはひどく汚かった。
     明日の船旅を予約して、街へ。サリー屋が多い。サリーはマテリアルで値段がいろいろ。シルクの折り目の詰んだ重い
     ものが高級。インド映画を見た。あの華やかなマハラジャ・ダンスものが見たかったが、警察推理ものだった。
     
     映画 23Rs 映画の席は結構細かく別かれている。女性席もある。
              
Hum Dil De Chuke Sanam ミモラ心のままに インド映画の女性はホントにきれいだと思う。街で出会う女性は随分と黒い皮膚の色なのだが、
映画の女優達は皆白い??目鼻立ちは完璧に整い、すらりとした手足も見事。対する男優陣は
太目、腹も大きめ、老けている?全く不釣合いなカップルが熱い恋物語を繰り広げる違和感。
インド映画のダンスのレベルは高いがフィルムの繋ぎが多く、きっと細切れで張り合わせているのだろう。
 

アレッピーは小さい街で、簡単に一周りできる。周りは運河になっているが、運河の水は汚くにおいが
ひどい。そもそもインドでは、ゴミがあらゆる所に捨てられているのだが、一番ひどいのが水の中。
川、海、湖、池などはイコール、ゴミ捨て場という扱いだ。





ボート アレッピー→クイロン 300Rs
 約8時間の船旅 途中ランチ休憩、65Rs

ホントに汚い、臭い運河を出発。街に入り込んだ運河を抜けると水がきれいになってくる。両岸に椰子が生い茂り、人家がまばらでゆったりとした風景だ。運河に面した家に住む村人が多く、生活の様子がよく分かる。
水牛を泳がせながら岸を歩く村人。
小型のボートにはたくさんの村人が乗っている。小さな筏にバケツを載せ、シジミを取っている子供達。
観光客用の屋形?風舟を操縦している人。

水辺の家の場合、母屋から離れて水辺に
小さく囲ったヤグラがある。それはトイレ。

運河は狭い所を抜けたり、広い中を進んだり。白もしくは白い中にブルーがあるクラゲがたくさん流れている。

フィッシング・イーグルは茶色と黒で精悍な眼つきをしている。

インドの国鳥、キングフィッシャーもよく見かける。これはインドビールのブランド名にもいるカワセミ。日本のものよりふたまわりほど大きく色も濃いブルーの部分があって、とてもきれい。狙いを定めて水に飛び込んでいく。
小ぶりの鷺の数は多い。

昼食は川辺のレストラン、ケララ独特のバナナの葉が皿で、数種類のカレーが乗る。

朝から夕方までの長い船旅だったが、全然飽きなかった。