ベレン    ブラジルで一番面白い街だったベレン。アマゾンからの、想像を超えた珍しい魚を見るため、朝一番に魚市場へ通った。
  パラ州      巨大魚ピラルクあり、大きな銀色アロアナあり、勿論ピラニアやオオナマズ、淡水化したサメやエイ、アンコウ
   
              ボア・ビスタ→マナウス→サンタレン→ベレン TAM.Air 652.32R 夜行便、7時間  
                 Hostal Amazonia  www.hotelamazonia.com e-mail hotelamazonia@globo.com
                             25R Single シャワー、トイレ、タオル、石鹸 扇風機  ロビーに大画面テレビはNHK可 居心地はとても良い

バスには、ベレン特産アサーイが描かれている
100円ほどで、2時間mo離れた熱帯雨林動植物
研究所へ行くとこが出来て便利。

セー大聖堂からマンガス・ダス・ガルサス公園
へ行く途中。古くて、ちょっと荒廃した感じがする
が、住民はきさくに出てきて道など教えてくれる

港から線路が続くこの辺りはびっしり屋台が
並び、18時頃まではたくさんの人で賑わう。衣
料品が多いが、名物マニソバ屋台も。

ヴェロペーゾ市場横のスタンドには昼間から
多くの人が来る。フルーツジュース、魚のフライ
カランケージョ(泥蟹)、アサーイなど、アマゾナ
スの味を楽しめる。

ベレンから見た対岸のマラジョ島。ここから
大量のアサーイが毎朝ベレンに届く。この流れ
はRioParaと呼ばれる。マラジョ島はアマゾンの
中洲だが、九州ほどもあると云われる。

広い川に浮かぶガソリンスタンド。アルコール
燃料先進国のブラジルはガソリン、ディーゼル
と並び、エタノールが売られていて、ガソリンより
安い。

Hostalにキッチンがあるが、買った魚をヴェロペ
ーゾ横のブースでフライにしてもらった。調理代
5R。調理方は選べなくて、フライのみ。

豊富な野菜、果物、ポテトなどが売られている。
赤いのはアセロラで袋一杯が65円ほど。そのま
まだと酸味が強過ぎる。ビタミンCの王様。

すごく太った人をよく見かける。中性脂肪や
コレステロール、糖尿病などの問題はない
んだろうか?

カランケージョ(泥蟹)これは、美味しい。ヴェロ
ぺーゾのスタンドでは5R、夕方からビールで!

大ナマズ。油がのっていて、とても美味しい。
輪切りだと、最低2キロくらいになってしまう。

アマレーラ。オジサンが、持ち上げ
てみせてくれたが、結構重そうにしていた。

最大の淡水魚ピラルク。昔は5,6メーターのが
いたという。最近は、それでも2メーターほどあ
る。数が減っていて捕らない方がいいのだが・・・
この店には
最初3匹並
んでいた。
あっという
間に1匹の
切り身が無
くなった。
体は、硬い
鱗で覆われ
ピッケルの
ような道具
で剥がす。
鱗の赤が
鮮やかで
美しい

大きめのピラニア。ピラニアは白身で上品な味
フライの他にピラニア・スープがポピュラー。
スパイスを効かせ、細かく切った野菜と煮る。

古代魚アロワナ。愛好家の間では種類によって
は数十万円から数百万円で取引されている。
でも、アマゾンでは食糧。

タマタ。身は鮭のようなオレンジ色。大きさは
20センチ位。鱗の形が独特で古代魚のよう。



アマゾン鮫。サメも結構たくさんいて、網に
入ってくる。漁師が手や指を噛まれ、大怪我を
する事もあるとか。

アマゾン・アンコー 味は分からない。

ドラダ 油がのった白身でとても美味しいとか。

クユ まるで鎧を着たような古代魚のような。

オオオニバス子供くらいなら、簡単に乗れる。

3〜5分おき位に呼吸のため浮上するマナティー

花と同じ色の蝶、名前が分からない。

早朝にはもう漁が終わり、午前中からビール
飲んで仕事船兼自宅では陸のオットセイのごと
くごろ寝の漁師達(一番左の船)

これこそが本物だとばかりに、売り込み熱心な
バイアグラは液体。


暗いうちに漁に出、水揚げが終わる午前中は
もうリラックスタイムの漁師さん達。座っている
下が魚が入る船倉。

対岸からのアサーイをその場でジュースに
仕上げる。アサーイは濃い紫色の割には癖が
無くあっさりとした味。とても体に良いとか。

野生の鳥達の大好物だが、大量になっている
ので、いくら食べられても全く問題ないと。
最近は東京でも飲めるらしい。

市場にアサーイを下ろし対岸へ帰る船。重い
アサーイの籠が空になると危なげだった船の
ヘリがぐっと上がって安全な感じ。

アマゾンの流れで、体を洗い洗濯をする人々。
そのついでに一泳ぎ。でも、流れは結構速く
子供などは危ない。


ベレンのポドビアーリア(バスターミナル。7,8月
は移動が多く、多くの人で賑わっている反面、
生涯、州都くらいしか行かない人が圧倒的に
多いのがブラジル。

ヘプブリカ公園の隣にあるパス劇場見学は、
舞台から客席を見る事ができる。アマゾナス
劇場と同じようにヨーロッパから名だたる音楽家
達が招かれて公演している。
サン・ルイス      ベレン→サン・ルイス 103R 11時間(夜行)
        
マラニョン州         Posada Dunas 30R single 朝食、シャワー、トイレ、タオル、石鹸、テレビ、扇風機、だけど通路側窓にカーテン無し
                                *一泊して出る時、前日7時に入ったんだからその日の分も払えと言ってきた。安宿ではあり得ない事
                                 宿泊が高いサン・ルイスなのに、ロケーション抜群で安いと思ったらそんな落とし穴が。もちろん、
                                 払う必要はない。     

旧市街の起点、カルモ教会前で神父さんたち
による、散発サービス?

世界遺産登録で整備されている旧市街と違って
ちょっと、外側の歩道は石畳が剥がれて凸凹

旧市街の中心は、石畳で情緒ある街並み。
世界遺産に登録するために電線は地下化

この地方独特のタイルの外壁。ドンペドロII世
広場の南には、色とりどりのタイルの個人宅が。

旧市街には、坂が多い。車より歩いてしまった
方が速い気がする。

旧市街には、レストラン、土産物屋、ホテルが
多く、夜遅くなってもそれほど危険ではない。
バヘりーニャ バヘリーニャは、世界遺産、白砂のレンソイスで人気が高い。広大な地域が真っ白な砂に覆われている。レンソイス
      マラニョン州        ばかりではなく、フォルタレーザや遠くサルバドルの先まで所々に真白い砂地があった。しかし、砂地に湖ができるのは
                       雨季が明ける7,8月だけ。その後は水が干し上がり広大な砂地だけになってしまう。

                   サン・ルイス→バヘリーニャ 42R(かなり高かった) 5時間 旅行社のミニバンが手違いで迎えにこなかった
                                             ためタクシーで送ってもらった。
                       Posada Deusa 40B Single 朝食、シャワー、トイレ、タオル、冷蔵庫、クーラー(音がうるさい) 
                                    *街の中心の安宿はほとんど満員だった。ここは、良かったが蚊がいたので蚊取り線香を焚いた 

                       バヘリーニャは小さな村だったが、レンソイスに集まるツーリストの宿泊地ゆえ、レストラン、ホテルやルアー会社などが、
                       どんどん出来てきてる。それでも、村人相手の店もたくさんあり、町に中心にあるパン屋は常に焼き立てが村値段で
                       買えて、とっても美味しい。(ほわほわパン10個65円など)                           
    

周辺は、砂地なのでパワフルな四駆が主流
タイヤの空気調整など、慣れないと砂にはまって
しまうんだろう。村人はそんな砂地に住んでいる。

白砂は実に広大な地域に広がっている。ホント
に真白なのだ。フィルターがないので、白さが
出ず、また水のブルーも緑がかってしまう・・・

風でできた文様。どんなに足で模様を壊しても
一晩経てばまたきれいに出来上がる


7月の雨季の終わりは、あちこちに湖が出来て
好きに泳ぐことができる。例え、人が汚したと
しても乾季にはどうせひえ上がってしまうから

ここで、泳げるのは7、8月位だという。上空から
は、何百という湖が見えるはずだ。ツーリストが
行けるのは、そのせいぜい10か所くらい

水が湧き上がってくると、砂の中で眠っていた
小さな魚が泳ぎ始める。ラゴ・ペイシュ(魚の湖)
では、無数の小さい魚がいっぱいだった。

夕日が沈み始めるのを見て撤収。暗くなると
何も見えなくなってしまうため。水溜りを避け
ながら走る道も暗いと運転が難しいだろう。


美しいサンセットに後ろ髪引かれレンソイスを
後にした。帰りの四駆渡し場では、名物のタピ
オカ焼きが待っていた。泳いだり、砂山を登っ
たりで、お腹ペコペコ。

勿論、車が主流だが、ロバを使っている人も
多い。家の周りには、いつの間にか溜まって
くる砂で子山ができていた。

カモシム       バヘリーニャから海岸線沿いに砂地をジープでフォルタレーザまで行く事にした。トラックの荷台に椅子が付けられていて
      
ピアウイ州        しがみ付きながら次がどうなっているかは、行ってからわかるというジープ任せの旅。
                      バヘリーニャで言われたBankの前でジープを待っていると欧米系のカップルが来た。同じコースでJericoacoaraまで行くと
                      いう。Jericoacoaraなら、フォルタレーザ行き夜行バスが出る所なので、旅の道連れが出来た。

               バヘリーニャ→PaullinNevesジープ13R、3時間 →Tutoiaジープ5R、2時間 →Paranaiba(割り勘タクシー)50R、2時間 →
                      Camocim大型バス 16.33R、2時間
                      Posada Luzitana  13R Single シャワー、トイレ、タオル、石鹸

バヘリーニャから第一の目的地PaullinNeves
までの間は第二のレンソイス、ベージュ砂漠。
対向車は屋根まで人が溢れていた。

砂地の絶景が続く中、マングローブや木々を
焼き払った場所が何か所もある。牧草地にする
ためなのだろうか。

土壁と藁の屋根の家がポツンポツンとある。
きっと、砂地に適した作りなのだろう。定期ジー
プが通る道沿いなので、乗り降りする人がいる。

道なき道に見えるが、運転手にはちゃんと
した通路。時々、すれ違う車がある。

バヘリーニャからずっと一緒だった男の子。
Tutoiaの手前、自宅前で下りた。

ジープは、常に満員。15人くらい乗っているが、
途中で乗る人がいればいくらでも詰めて乗せる。

旅の道連れ、ベンナとアリアン。彼らは新婚旅行
ベンナはハーバードのMBA、アリアンはパリの
オペラ座で興行企画をやっている。

大した距離ではないのに途中のParanaibaで
乗り継ぎに時間が掛かり、Camosimで22時に
なってしまった。ターミナル前のPosada 泊

Jericoacoara へ行くバスは日曜のため無し。
仕方なく3人割り勘でバギーをチャーターした。
一人60R 途中、見事な砂地があるが。
ジェリコアコアラ
       セアラ州         Jericoacoaraは日本人には、あまり知られていないが欧米、ブラジル富裕層には人気のビーチリゾート。
                            周りには、Dunasがいくつもあり、レンソイスのように砂漠の水たまりで泳ごこともできる。大概の
                            マリンスポーツ設備が整っている。 Fortaleza近くのCumbucoも人気が高く、新婚旅行のカップルも多い。
                            Posadaもしゃれて素敵なものが多く値段も高い。もちろん安Posadaもある。

                      Camosim→Jericoacoara バギー60R 180Rを3人で割り勘。
     

カモシムの街の東にある川を渡す竿さし型
フェリー。水深は1メーターちょっとしかないようだ。

Jericoacoaraのレストランの兄弟。コーヒーを
飲みに行ったら、御馳走してくれた。

しゃれたPosadaとバー、レストランが並ぶ
Jericoacoaraのビーチ。

海は、遠浅で引き潮になると、海ははるか
100メーターも先になる。

バーのアフロ。しゃれたレストランやバーは
だいたいそこのPosada経営になっている。

長ーいビーチの見渡す限りの夕焼けは雄大。
真っ暗になっても散歩しているカップルなどがいる。
フォルタレーザ   
      セアラ州
              Jericoacoara→Fortaleza 35R 11時間 
                     *Jericoacoara一帯の砂地脱出は大型トラックの荷台に席ができた乗りもので。その乗り物は、ここでしか見た事がない。
                       午前中、客を乗せて到着し、夜はバスまで客を送るためにJericoacoaraに来る。遠くからそのガーガーした音が聞こえる
                       ので、誰も乗りそびれないだろう。砂地を力強く2時間。道路に出た所で待機していたバスに乗り換え。22時出発。
                        
                       フォルタレーザのポドビアーリアは機能的に設備が整っている。次の予定地レシフェまでのチケットを買い、
                       シャワー(1.9R水)を浴びてリフレッシュ。バッグを預けて(2,8R)簡単な朝食を食べた。セントロまで行き、夕方まで街を
                       歩く事にした フォルタレーザは夜行バスの乗継。


セントロは歩いてほとんど回れる。カテドラルの
隣にある中央市場は4階建で緩やかなスロープに
なっている。売っているのは土産物がほとんど。

中央市場向かい、要塞跡への階段下。ベルトを
たくさんぶら下げて売っている人。下着を束にし
て同様など、店を持たずに商売する人が多い。

フォルタレーザ民族博物館では、手工芸品が
たくさん並んでいる。レース網で出来ているブ
ラウスは色が鮮やかで華やか。

この女性は、手編みの淵飾りレースを編んでいる
昔から、女性に受け継がれてきた技術。目にも
止まらぬ速さで複雑なレース模様を作っていくが
一時間で、やっと4,5センチがいいところ。

ちょっと歩いただけで汗が噴き出る街中では、
冷えたココが良く売れる。一個1R。実は大きく
ても、肉厚で中身のジュースが少ないのもある。
ジュースがたっぷりだと飲み切れない。

アレンカール広場の西側には衣料品市場がある。
衣料品の問屋もあるようだ。通路は人一人がやっと
通れるほどのスペースに、小さな店が密集度して
いる。その狭い通路で食事したり商談したり。

街は升目になっていて、バスは使いやすい。
前から乗り、お金を払ってゲートを通る式と
後ろから乗り式がある。皆に従えばOK.
バスは1,6Rの均一。

この辺りからベレンくらいまで焼きタピオカ屋台が
たくさんある。粉タピオカをそのまま焼くとクレープ
みたいになる。バターやジャム、ハチミツなどを
付けて食べる。手軽で美味しく手頃で満足度高。

街の清掃に従事する人が多い。夕方から夜になる
頃には、街中が飲み物のカップやファースト・フー
ドの包装紙が散乱して汚いが、朝はいつもきれい
になっている