コスタリカ


コスタリカの国土の半分は国立公園だそうだ。何といっても熱帯雨林とそこに住むそれは美しい鳥や、動物、独特の植物が素晴らしい。しかし、美しさと同時に猛毒をもっている物が多く容易に近づけない。それが更に神秘的さを増している。

  リベリア  グラナダ→幹線道路まで9C(約50円)乗り換えて→リバス20C(約110円) →ピニャス・ブランカス(国境)15C(80円)
                    なぜか?国境に住民が作ったゲートあり?20C(払わないと税関へ行かれない)、出国税?50C(270円)
                La Posada del Jope 5000Colon (約1000円) 湯シャワー、トイレ共同 部屋は暗いが情報多。
                      すぐ近くに日本語読めるネット、1時間600Colon すぐ近くにカフェテリア 
           リベリアは強風の街。昼間はそうでもないが、夜中の風はすごい。春は毎日だという。ニカラグアと比べるとだいぶ先進国の感じが
           する。ニカラグア、レオンの屋台でご飯を食べた時、キャベツの千切りが嬉しかった。しかし、数日間胃痛にやられ辛かった。
           リベリアのカフェテリアでは、サラダの種類が多くどれも安心して食べられて、つくづくありがたかった。ニカラグアに比べると
           高かったが、それでも日本の半分以下だった。
 

白い毛がきれいな若いサル。若者らしい興味でこっちをじっと見てきた。
 リンコン・デ・ラ・ピエハ国立公園 
     入園料 700C+5650C(1270円)  ツアーUS$20(アクセスだけで ガイドなし)*ガイドと一緒に回った人は全く動物を見なかった?って。
     リベリアから北へ、幹線道路から外れるとオロシ火山からの火山灰で白くポコポコとした埃っぽい未舗装道路を1時間ほど走ると公園入り口。
     トレッキングは主に2つに分かれている。温泉(入れない)などがある熱帯雨林と滝で泳げるコースなど。温泉コースは、こちらだけ歩く人が
     多く、道も踏み固められていて、動物を見るのは難しいようだ。滝コースの方は、行く人が少ない分動物を見るチャンスが多い。
  モンテベルデ  リベリア→幹線道路上、モンテベルデ行きバスに乗り換えられる地点まで 1605C
                          →モンテベルデ 2500C(500円) *バスに乗ってきた物売りの男の子が捉まえてくれたが、
                          どうも勝手にコミッションを取った臭い・・・通常の2倍になっていた上、各駅ですごく時間がかかった。
                       Hostel JIREH 506-8884-3380 monteverdehostels@gmail.com
                          US$7 湯シャワー、トイレ共同 建物が新しく、崖に建っていて眺めが良い。
                          モンテベルデは人気なので、高いかと思いきや過剰供給気味でHostelはたくさんあり競争していて
                          選べる。スーパーも何軒かあり何かと過ごしやすい町だ。
 モンテベルデ国立公園  US$17 バス600C(120円) 毎朝、焼きたてパン屋の前から公園行ローカルの定期バスが出る。
              なるべく早朝に行けば動物、とりわけケッツァールを見るチャンスが多いのだが、如何せん公園が開くのが7時から・・・
              大型双眼鏡を持ったガイドを付けると、動物を見つけてくれると思いがちだが、しゃべるので逆にチャンスが少ないかも。
              人がいない静かなトレイルを一人で歩いている方が余程いろいろな動物を見かけるチャンスがあるように思う。
              吠え猿が大きな声で木から木へ移動して行くのを10人ほどで見た。このまま何人も一緒に歩くのは嫌なので、少し間を
              空けようとその場に居続けると、結構大きな羽音がして見上げる木の枝に胸が赤く緑の羽根の尾の長い鳥が来た。
              とっさにカメラを向けるが、逆光で黒っぽくなってしまう。もしかしてーーよく見るとやはりケッツァールだ。教えてあげたくても
              もう周りには誰もいなかった。何とか写真撮りたいなぁと思っている間に離れた木に飛び移ってしまい、そこからもあっという
              間に去ってしまった。吠え猿の所で一緒だった中国人カップルを連れていたガイドに、再度会った時にそれを伝えると、
              不機嫌になり、その後は知らん顔になってしまった・・・後にも先にもケッツァールを見たのは、それ一回!ラッキーだった♪           
 カウイータ   モンテベルデ→サンホセ 2350C(470円) 5時間 サンホセ→カウイータ 3690C(740円) 4時間
                     山を抜け、東側の道を通って行きたかったが、コスタリカはサンホセを起点に放射線状に交通網が伸びているので、
                     モンテベルデから東側へは、とても時間がかかる事がわかった。仕方なく一度サンホセへ出て東の端、パナマとの
                     国境近くにあるカウイータ国立公園へ行く事にした。
                Hotel BelleFleur 8000C(1600円) もう少し安いところに泊まるつもりだったが、バスで一緒になったアメリカ人の女の子と
                     一緒にホテルを探したので彼女の勧めに従ってしまった。宿泊施設はたくさんある。       
  カウイータ国立公園 公園は寄付で成り立っているので好きなだけ払えばいいが、金額はしっかりと書き込まれる。
                 ビーチ沿いに茂る密林の中が公園になっている。さっさと歩けばたいした距離ではないのかも知れないが、途中いろいろな
                 動物を見る事ができるのでなかなか進まない。足元にはたくさんの葉切り蟻が行列を作り、簡単に巣まで辿って行ける。
                 ここは、比較的簡単にナマケモノやノドシロオマキザル、ホエザルなどを見る事ができる。ナマケモノなどは見るのではなく
                 見られている感じだ。ビーチは、先へ行くほど水が澄んで波も穏やかになる。きれいなピンクや黄色の可愛い貝が落ちて   
                 いるが、持ち帰りはできない。途中、タンニンでコカコーラ色になっているクリークを渡る。微妙に深く、水着なら良いが
                 ジーンズでは濡れてしまう。長めのシャツだったので、木陰でジーンズを脱ぎクリークを渡った。そのほんの少しの間に
                 太ももを毒虫に刺されたらしい。それほど痛くはなかったが、後で驚くほど腫れ上がった・・・クリークを渡ると湿地帯になる。
                 ベレイデスモルホォ蝶がヒラヒラ飛んでいるのを見て、子供の頃読んだ“緑の館”を思い出した
                 公園半分手前で、ビーチは角になり90度左に曲がる。そこはホントにきれいなビーチでシュノーケリングで魚を見る事も
                 できる。休憩のベンチがあり、公園のレインジャー達が動物の説明をしてくれる。流木の陰に黄色い蛇がいるのを教えて
                 くれた。喜んで写真を撮り始めたら、慌てて飛んできて「猛毒だから、近づき過ぎないように!」と。
                 
  パルマルノルテ  PasoCanoas →Niely 450C(90円) →PalmarNorte 565C(110円)*これは、間違いか?安過ぎる。
                 Hotel Casa Amalylos 3500C(700円) 水シャワー、トイレ共同 独房みたいだった。
                   パルマルノルテはコルコバード国立公園への起点になる小さな町だ。また、ここからオサ半島へ入った所からは、未だ
                   全く謎のままの石球が大小200も発掘されている。
何の情報もなかったので、町の人に安いホテルと訊いたら、それならAmalylosだと教えてくれた。もう、真っ暗だったので良しとした。隙間だらけの木造で、暗い裸電球一つ。荷物を置いて食べ物屋を探しに出た。やっと、フライドチキンを見つけ、夕食はそれが2個だけ・・・翌朝、外に出ると向かいは公園で小鳥がたくさん来ていた。どれも、色がきれいで感激。 小鳥たちの目的はこの木の花の蜜。ちょうど桜のようだ。中南米一帯に広範に咲いているが高度差によって時期がずれている。この木に色とりどりの小鳥が集まってきていた。淡いブルー、鮮やかなオレンジ、黄色と。動き回るのでうまく写真に撮れないでいたら、ブルーのが一羽、足もとに落ちていた柑橘類の皮に降りてきた。
  ドミニカル  パルマルノルテ→ドミニカーロ 1600C(320円) この辺りは情報がないので、バスの行くまま乗ってみた。
                        ボッーとしていたら、幹線道路から外れて舗装されていない道に入ってきた。停車した目の前にダイビング
                        ショップがある。見回すと、サーフボードを持った若者や水着姿の人達が行き交っている。バスは少々停車
                        するというので、ショップに入ると午後船を出すという。それじゃーと、ここに泊まる事にした。
                    Hotel CampingAnorchas US$20 湯シャワー、トイレ付、ファン、ファンタジックな蚊帳。他は満室だった。
                        US$10でテントあり。テントは暑くて虫が来て・・・とフランス人の女の子が云っていた。
                    CostaRica Dive and Surf US$90 ボート2本 フルーツたっぷり
ビーチには、キャンピングカーやテントを張って泊まっている人達が結構たくさんいる。サーフィン目的で来ている人が多い。ビーチの手前は高い木の並木道になっていて手作り民芸品の店が並んでいる。レストランがいろいろあるが、食料品店で食材が買える。ピラミッドという教会関係の宿舎があり、誰でもどうぞと焼きたてピザを好きなだけ振舞ってくれた。 桟橋が無いのでビーチから濡れながらボートに乗る。ポイントはカーニョ島の近く。カレントがあり、流れに乗っていると岩の間を行ったり来たりする。フランス人のカップルが初心者で、気が付くと何回かぶつかりそうな所にいて驚いた。透明度は今一。サンゴ礁ではないらしくカラフルな魚は少ない。ドリフトだったので、随分と移動してダイナミックだった。
  サンイシドロ  ドミカール→イシドロ 1170C(230円) イシドロは幹線道路の分岐点で結構近代的な大きな街だ。
バスターミナルは二つに分かれていて、どちらもそれほど大きくない。バックをバスターミナルに預かってもらい、待ち時間に街を歩いた。ターミナルの近くには、カフェテリアやパン屋があり、熱いカフェコレチェが飲める。歩道を歩いていると、ピンクの花の大木が目の前に。それは、まさに桜を見るようだった。 イシドロからサンホセへの道は3千メーター級の山越えになる。カリブ海側からの湿った空気がその山にぶつかって常に濃い霧を発生させ、ケッツァールの生息地として最適の条件だとか。ここから、谷に降りた所には確率高くケッツァールが見られるポイントがある。バスは4時間、ノンストップで低気温の峠を走った。それは乗客にとってトイレなしの辛い試練だった。
  サンホセ  イシドロ→サンホセ 3000C(600円) 4時間 すごく寒いのにトイレなしバス、休憩無し・・・
                       Washington 4000C(800円) 湯シャワー、トイレ共同 遅く帰ってもまぁ心配ないロケーション。  
プレジデンテ通りは歩行天国、通りの中央にはCD屋などが店を出す。スーパー、パン屋、ピンキリレストラン、バー、カフェ、ピンキリファッションなどなど。ナッツ専門店はいつも人がたくさんだ。 街角のあちこちに、朝一から美味しいフルーツがたくさん並ぶ。大きなマンゴは3つ500C(100円)甘くて本当に美味しい。スーパーでは食べやすいカットフルーツが買えて、トロピカルが楽しめる コスタリカの石球。2メーター位のまで、200以上がでてきている。。ジャングルの焼き畑で見つかったため欠けていびつになってしまったものも多いとか。元は真球だったという。精巧な作り方はまだ解明されていない。 国立劇場のコンサート。3000C(600円)指揮者は日本人だった。こうした豪華な劇場はヨーロッパの他、南米中南米の各市にある。若い人も着飾って来ているのは気軽に来られるチケット代だからだ。
  ブラウリオ・カリージョ国立公園  サンホセ(カリベバスターミナル)からGuapiles行きバス1時間弱。公園入り口
             入園料 US$8             QuebradaGonzalezで降ろしてもらう。                                 
                サンホセから、手軽に行かれる国立公園だ。敷地はとても広大だ。GonzalesSectorからは手軽にトレッキングが
                できるが、なかなか動物は見られない。Gonzales付近には黄色い水のRioSusioが流れていて、河原に出る事ができる。
                トレイルができているので迷う事はないが、うっそうとしたジャングルをたった一人で歩いていると結構怖い・・・
                やっと、二人連れに会った。生物学を勉強している学生と先生とか。帰りはサンホセのすぐ近くの街まで乗せてもらった。   
黄色い流れのRioSusio 一雨来れば、たちまち激流になってしまう 一年中同じ気候なので木には年輪がない あちこちに歯切り蟻がいる。彼らは24時間労働なのだとか。 こうした植物の狭い空間にクモや毒カエルが潜んでいる
  ボアス火山国立公園  バス往復 3400C(680円) 空港行きターミナルから 
             国立公園 US$10  コスタリカ全体に言える事だが、公園は整備され過ぎた感じがして今一。
 巨大な葉、ゲンネラ・マニカタ 公園内の動物は人間に馴れている 雲が晴れて火口湖が顔を出した 噴煙は日によって勢いが変わる
  イラス火山国立公園  バス往復 4000C(800えん) Av2、文化広場の反対側にいあるバス停から毎日8時発
             国立公園 US$10
カルタゴの街を通過してから、北に向い山道を上がって行くので、眺めが素晴らしい。途中には、コーヒー畑が多くあり、お土産屋で気軽に熱いコーヒーが楽しめる。また収穫したてのイチゴなどが、安価で量り売りされていた。日本の2バック程で100円。イラス火山のすぐ近くまで、村がありバスは子供達の通学にも使われている。 イラス火山は3400メーター。天候によってはだいぶ寒くなるようだ。コスタリカの中心部に位置していて、カリブ海と太平洋が見られる。今は、噴火はしておらず河口には緑色の水が溜まっているが、毒々しい感じがする。
                       
 通貨 10Colon=約2円