ダージリン          西ベンガル州
                         世界遺産のトイ・トレインが走るダージリン


                                                 
    バス コルカタ→シリグリ 265Rs  バスターミナルはサダルから徒歩で行かれるので便利。
     バス シリグリ→ダージリン 60Rs


    トイ・トレイン ダージリン→シリグリ 24Rs 驚く程遅く、バスorジープの方が速い。車体は人が動いただけで地震の様に
                              揺れる。ガタガタ列車は予想通り30分走ったら故障して、差額払い戻しになった。
 
  
    ホテル Three Ram Palace 275Rs シングル (シャワー、トイレ付き) 暖房がなくてふるえた。

    暑くて暑くてのコルカタからダージリンに着くと、数日前から零℃〜1度の世界になっていた。街は山の肌に張り付くように
     造られ、横に伸びているのと同様に上や下にも伸びているので、階段が多い。顔は今までの堀の深いエキゾチックな
     面立ちから一変、東京都練馬区のような親しみを感じる。


    トイ・トレインはニューパイジャルパイグリ発がシリグリ発に変更になっているのを知らず、ミスしバスで登りはバスになった。

     蒸し暑いシリグリから紅茶畑を登り始め山道になってくると段々涼しくなってくる。 山肌を走る道は狭く、対向車とすれ違う度
     運転が慎重になる。その間、山肌には茶畑が続き、均等に刈り込まれており整然としてとてもきれいだ。道路にはトイ・トレイン
     の線路が埋め込まれていて、道路が共有されている部分も多い。標高が高くなってくると、谷底の眺めは緊迫を増す。途中、
     途中に小さな村があり、人々の乗り降りが激しい。小さいバスに通学などのおよそ無理な人数が乗り込み、座っていても
     耐えられないきつさだ。人々の様子は変わり、今までのようにあからさまに見るような事はなく、はにかんだりもする。
     食べ物も、ぐっと親しみ易くパンはフワフワで大きく、安くてとても美味しかった。

寒くて固まっている人々。後ろは電話屋。個人宅に普及している率は低く、人々はこうした電話屋を使っている。 トイ・トレインの駅前。山側に街が広がっている。ちょっと、郵便局へ行くだけでも登山をした気分になる。
全体にスペースが少ないので、店には奥行きがない。これはトイ・トレインの窓から撮った写真。店先をかすめるように走る。 トイ・トレインは走って30分のグームの駅で故障で止まってしまった。ダージリン、グーム間には今でも蒸気機関車が走っている。
その煙は辺りが暗くなるほどのすさまじさだった。
トイ・トレインは順調にバタシア・ループを回り高所を越したのだが、そこで故障してしまった。

修理待ちのグーム駅で民族衣装の女の子と。
             
  ダージリンではあまりに寒くて早々に抜け出してしまった。天気も悪く、ヒマラヤをのぞむ事は出来なかった。人々は他のインド地域と
   違い、我がオリエンタルと共通の感性を感じ居心地が良かった。