ダラムシャーラー ヒマーチャル・プラデーシュ州

                                  ダライラマ14世とカルマパ17世

                                               
   列車  ジャンシ→ニューデリー 250Rs
   列車  オールドデリー→パタンコット 212Rs
        バス パタンコット→マクロード・ガンジ 75Rs
           ジャンシからニューデリーは麻原さんとワイワイだったので、あっという間だった。バタバタとオールド・デリーに移動。
           オールドデリーでは時間が無くウェイティングの切符の確認を取らずに乗ってしまったら、なんと席が無かった。
           シュリナガールまで行くという学生達も席なしだったが、夜中中ワイワイと歌を歌ったり楽しそうに過ごしていた。
           幸い、親切なインド人が床に寝てくれて席を譲ってくれた。しかし、夜中あまりに寒くて目が覚める。ホッカイロを
           使い保温シートに包まるが、何回も目が覚めてしまった。
  ホテル  110Rs シングル (シャワー、トイレ共同) 部屋のバルコニーからのヒマラヤ山脈の眺めが素晴らしい!
                  チベット寺院への道を途中から下った所にある。通りからは階段をだいぶ下るので、買い物で
                  上に上がるのを躊躇してしまう程だった。
           
          

  この写真はなんと、一泊300円もしない安宿のバルコニーからの眺め。朝、バルコニーから山を見るのが本当に楽しかった。
  部屋もなかなかきれいで最高。しかし、ここもやはりインド人はインド人なので、値段交渉はタイミングよくやらないとボラれる。
  私が出る日、次の客には300Rsと言っていた。この宿は、上の通りからかなり下るので空いている確立は高い。
チベット寺院。雪を頂くヒマラヤが見える場所に寺院があり、澄んだ空気と物静かな信者達は神聖な印象を強く与える。 修行僧と多くの信者がここに寝泊りしているが、寺院は掃除が行き届いていて、他のインドとは一線を引いている感がある
一日のかなりの時間が説教、祈り、瞑想などに費やされている。すぐ横に食堂などがあるが、整然としていて清潔だ。 寺院内を歩いていた少年僧の子供達。カメラを向けるとはにかむ様子は、これも他のインドではあまり無い事だ。
寺院内裏手にある、転経筒を回しながら祈りを捧げる信者達。 寺院の後ろには雪を頂いたヒマラヤが頭を見せている。なんとも澄み切った清々しい空気が流れていた。
この正面にダライラマ14世が座り、勉強会が行われるが、受付は一週間前。しばらくマクロード・ガンジに滞在する予定がないと参加できない。 ダラムサラの町から30分ほど下った園芸店の前で。ホテルのオーナーが苗木を買うのに付き合ったが、折半のタクシー代(100Rs)はどうも全てを払わされた感じ。
園芸店オーナーの母親。インド式包丁は刃を立て自分の方に向け、切るものを手前から押しやる。
刃を立てているので危ないなぁと思うのだが。
カルマパ17世の宮殿。ダラムサラの町から車で20分程下った所にある。土、日には一般公開され、謁見する事ができる。
マクロード・ガンジ。町の市場には僧侶が多い。
僧衣は赤い布を巻きつけたような形だ。朝晩の寒い気温でも腕は素のままだ。
バスターミナル近くのモモ屋さん。たった10Rsで5個も買える。ちょうど肉野菜まんといった感じ。ホクホクで皮も美味しくボリュームたっぷり。5個も食べたらお腹が一杯になってしまう。食べ物は総じて、日本人好み。暖かいスープに野菜たっぷりのトゥッパなどは、カレーばかりで泣かされて来た旅人が泣いて喜ぶ一品だ。このモモ屋さんの道路を挟んだ向かいにケーキ屋がある。見た目かなり大きく美味しそうだが、日本のケーキとはかけ離れた味だった。
チベット寺院前に屋台を出す人々。モモ、お菓子、おもちゃなど、ちょっとした物がたくさん並んでいる。 ダラムサラはなんと云っても空気が美味しかった。そして人々が東京都練馬区の親近感なのである。約2ヶ月に渡り、どこに行っても常にインド人にじーっと見つめられ、コチコチに固まってタコになっていたストレスはダラムサラの心地よい空気の旨さと町の人々の中に違和感なく溶け込める嬉しさで、だいぶ柔らかくなっていた。