ダフシュールサッカーラメンフィス

  カイロギザ☆☆☆アスワンアブ・シンベルコム・オンボ、エドフ、エスナルクソールデンデラ 

                                                          
   ダフシュール
   サクラ、エイザット氏の知り合いカーン氏がカイロ近郊のピラミッドを案内してくれた。車は彼のもので、一日3箇所で20£E
    ギザより南へ、ナイル沿いには多くのピラミッドが残っている。赤ピラミッドの内部は天井が細かい張り出しになっており、興味
    深い。中には3つの部屋がある。ピラミッドの表面はだいぶもろくなっていて、崩れ易く登るのは危険だ。ダフシュールの
    ピラミッドは軍事施設が隣り合わせのため、いつ見学中止になるかは分からない。

   砂漠だからしようが無いのだが、それにしても砂埃がひどい。ざらざら、ざらざら、ざらざら、ピラミッドはじめ遺跡を見るために
    ひたすら、砂埃の中を歩き回った。

  
 赤のピラミッド 表面は脆くなっていて       赤のピラミッド内部。勾配のきつい下り。      内部の天井。 切妻形になっている。
  登るのはとても危険。                 戻りがきついと云われているが・・・
 
   
 ダフシュールには軍の施設がある       赤ピラの隣には屈折ピラミッド            2つの大きなピラミッドの他にもいくつかの
                                                              小さめのピラミッドがあった。

      
  屈折ピラミッドの下部は      ギザのクフ王のものより小さいとはいえかなりの   化粧石を横から見た所。かなり大きな石で
   化粧石がある                        大きさだ。
                覆われていた事が分かる。
  
        

    サッカーラ
    サッカーラはピラミッド・コンプレックスになっている。一番大きいのはジョセル王の階段ピラミッドとその複合建造物だ。きれいに修復
    されたコンプレックスの入り口は列柱廊になっている。ここ一帯にピラミッド、葬祭殿、マスタバなどが多く残っている。
    聖牛の大地下墳墓で有名なセラペウムもジョセル王の階段ピラミッドの後ろ西にある。テティ王のピラミッドやメレルカの墓には鮮やかな
    壁画が色合いもくっきりとし残っており、数千年の時を感じさせない。


                  
                  ティのマスタバ内の壁画      墓への副葬品が運ばれている絵

  
  ジョセル王のピラミッドコンプレックスへ       ピラミッド・テキストで有名な            ジョセル王の階段ピラミッド
           の入り口  
               ウナス王のピラミッド
             
     マスタバ内          メレルカの墓内のジョセル王             サッカーラも一帯が全て遺跡だ。  
   メンフィス
   かつて、エジプトの都だった事があるメンフィスにはラムセス2世の巨大な像が横たわっている。砂埃の中、朝から3箇所見て周るのは
    結構疲れる。日陰で正体無く寝る犬が何だかうらやましかった。


  
ラムセス2世の巨大な石像              ハトシェプスト女王の像と云われているが   暑い遺跡敷地内では、犬が正体もなく寝ている

 カイロ近郊の遺跡を周ってくれたサクラ・メンバーの一人カーン氏がナイル川西にあるファミリー
 レストランに案内してくれた。ここは入り口で人数分の料金を払い後は食べ放題。
 多くの家族連れで賑わっていた。ステージがあり、代わる代わるステージに上がり、
 ダンスを楽しむ人が引きも切らず。皆、このひと時を心行くまで謳歌している感じがした。

 料理は次々と出来立てのモノが並び、テーブルは常に満員だった。



   

  
  カイロギザ☆☆☆アスワンアブ・シンベルコム・オンボ、エドフ、エスナルクソールデンデラ