ハンピ  世界遺産             カルナータカ州

                                              
   バス  プッタパルティー →ハンピ 114Rs 
   
ホテル 150Rs シングル (シャワー、トイレ、蚊帳付き)  宿に食事を作ってくれるおじさんがいて、おじさんのスパゲッティー、
                                        チャーハン、ラッシィーが美味しかった。
       ハンピは南インド中央辺りにある村全体が世界遺産の地。岩山あり、バナナ畑あり、川あり、の広大な範囲に寺院など
       多くの石の建造物が残っている。

       プッタパルティーからは、Ballary→Hospet→Hampiとやってきた。全てのバスが超満員だったが、インドではいつもの事だ。
       インドでは、どこに行っても、何処にいても常に見られる。道路を挟んで反対側を歩いていた男が、立ち止まりこっちを見る。
       親に手を引かれた子供はひっ転びそうになりながら見る。バスの中では何人も首をグルッとまわしてこっちを見る。
       “何、見とんじゃい、こらっ!!”負けずに眼を飛ばしてみる。しかし、疑問に持たない彼らは益々見てくる、つ、っ強い!
       なんか、ストレスが凝り固まってきた。苦肉の策、手を合わせて“ナマステ!”とやってみた。っと、どうだろう、今まで、じっと
       見ていたインド人がニコニコ、ニコニコ“ナマステ!”を返してきた。そうか、皆好意的だったんだーー。構えてて
       バカだったなぁーー。

広大なハンピの遺跡は数箇所有料。これはビッターラ寺院。細い柱は澄み切った音を響かせるミュージック・ストーンで、音色は微妙に違う。 ローヤル・パレスの聖池は階段が模様を作り出している。
ローヤル・パレスの建築群跡。区割りが整然としている。 王宮跡に倒れていた扉。これは石で出来ている、なんと象でしか開けることが出来なかったとか。
寺院の中は二重構造になっている。本殿の周りは真っ暗な通路で囲まれている。 ビッターラ寺院の車輪に乗った寺院。

ヤーリが彫刻された柱。保存状態がいい。これらの寺院の多くはムガールによって破壊されたが、ハンピは広大な地域に跨っていたためか、とても保存状態よく残っている建造物などがある。
寺院の後方にマタンガ山が見える。頂上に登ると、パンピのほぼ全体が見渡せる。
全ての建築物は石で出来ているが、これはその建築過程でそのままにされてしまった石。 ムガールが再利用した建築物がある。エレファント・ステイプルやロータス・マハル
遺跡の周りにはたくさんのバナナの畑がある。バナナの実の先に赤い花が付いている。 ジャック・フルーツの実ラグビー・ボールより大きい実はかなり重いがたくさんなっていた。
これは、マンゴー。未だあおい。大きな木に雨が降るようにたわわに実が付いていた。
トゥンガバドラー川を渡った所に村があり、安宿もたくさんある。雨季にはこの川の石は全て水没してしまうらしい。 川に水牛がたくさんいた。街で牛に会うと自然と道は譲り合う。しかし、水牛には全く通じない。目に協調性の欠片もないのだ。
川の浅瀬で沐浴する人達。 ハンピはもう観光だけで成り立っている村だ。ヴィルバークシャ寺院の横で民族アクセサリーを売っていた親子。
ハンピ村のメインストリート。後ろにヴィルバークシャ寺院のコープラムが見える。裸足どころか服も着てない子もいる。
家の前で、鍋を洗う女性達。彼女らは日々のメニューは考えなくてもいい。カレーだけなのだから。
チャイ屋。インドで飲みのものチョイスは少ない。ジュース類は危ないので、結局暑くてもチャイになる。 ホテルの前は、村の共同井戸になっていた。朝早く起きるおじいさんが早々と井戸の前に来る。女性達も朝が早い。食事の支度をするのか、早々に井戸へ来る。おじいさんは気管支が悪いのか肺が悪いのか朝は延々と痰を吐き続ける。少々ゆっくり起きようかと思っていても、寝られたものじゃない。インドで静かに寝られる場所を探すのは金額ばかりか運も大きい。