イグアス  税関に悩まされ悩まされーー、滝は二の次になってしまった!!
     イグアスの滝は3国にまたがっている。パラグアイ側からでは、川のみで滝は見えない。
      滝を見るには、アルゼンチン側のプエルト・イグアスとブラジル側フォトド・イグアスへ行かなくてはならない。
      ここで、個人旅行者泣かせなのが、3回の国境越え。
      各国境税関員が通関者に何か落ち度がないかーー無ければ無理やり作って、罰金を請求してくる。
      100ドルから始めるのは、3ヶ国共通。20ドル位が妥当線で、旅行者の妥協額。
      しかし、これを何としても払わない事にした。アルゼンチンでは、我がタクシーの後に何台も
      車が連なっていたので、税関員は仕方なく諦めた。
      しかし、パラグアイへ戻る際、タクシーを車列から引き離し、税関建物に呼びつけてからのたかりは
      税関員総がかり。英語が分かる奴が代表で、居丈高。こっちはなるべく大声で、通りがかりの通関者に
      正当性をアッピール。署長も出てきて、こちらに非があると突き放してくる。
      困って、“何とかしてください!”とでも云うのを待っているようだが、その手には乗らない。
      容易に諦める様子は無かったが、延々2時間を要して結果粘り勝ち。
      ホッとするが、アスンシオンへは最終バスになってしまい、夜は極端に治安の悪いアスンシオン。
      無事ホテルへたどり着かなければならないというリスクが発生してしまって悔しかった。

      バス  アスンシオン→シウタ・デル・エステ(パラグアイ側、イグアスの街) 30,000グァラニ 560円 約6時間
      タクシー シウタ・デル・エステ→プエルト・イグアス(アルゼンチン側) US$10 (交渉次第)
      
      アルゼンチン・ペソ   US$1→3 ペソ位
           プエルト・イグアス   バス停(イグアスの滝行き)付近にきれいで安いホテル、レストラン多数。
                         ホテル 3人一部屋 30ペソ (US$10 弱)
           イグアス国立公園   A$30(外国人値段)
      ブラジル・レアル    US$1→3 レアル 
           イグアス国立公園   B$20
           *双方、公園はきれいに整備され快適。というより何より、滝は偉大だ。
           *アルゼンチン側⇔ブラジル側  滝からはお互いすぐなのだが、国境の橋を越えなくてはならず、移動には
             滝から滝にたどり着くまで結局1時間以上かかる。
           *時間的にどちらかひとつとなったら、意見は2分。各々全く別の滝の顔があるからだ。

       アルゼンチン側より、滝の水煙と音で位置がすぐ分かる       乾季であっても水量は多い

       水の色は泥が混じった茶色       正面オレンジの屋根はブラジル側

       公園内遊歩道は延々と続く、滝の幅だけで4キロもある       遊歩道からはいろいろな滝の顔が見えるようになっている              
  奥が滝、ここは熱帯雨林だが、8月の冬季だったためかなり寒かった  いろいろな場所から滝が見られるようになっているが、そのためにかなり歩かされる  この下から、滝へのボートが出ている
 
       アルゼンチン側は滝の幅が広く、公園の中を歩けば次から次から滝が現れる       滝へは、レインコートが必需品 

       公園の人気者、アライグマ       ブラジル側、公園入り口から滝まではバスで延々と 

       ブラジル側、アルゼンチン側と違って遊歩道からはずっと滝が見えている       悪魔の喉笛iguazu.htm へのリンク

       アルゼンチン側からは、滝の真上に。ブラジル側からは滝の腹に出られる       税関よ、このっ!! 怒りのイグアスでした。