カジュラホー     マディア・プラデーシュ州

                                世界遺産

                                                
    列車 バナーラシ→サトナ 160Rs 
     ジープ サトナ→カジュラホー 200Rs (4人で相乗り)

     ホテル マーブル・パレス 220Rs ツインを一人 (バスタブ、トイレ付き 総大理石) 素晴らしい設備だった。ベッドも
                           トリプルA級の清潔さ。部屋は一流ホテル級。
                           難を云えば、マネージャーで日本語ぺらぺらのインド人が付きまとい土産屋へ連れて
                           行きたがる。ホテルでの食事は満足、チャーハンなどを作ってくれてとても美味しいが、
                           マネージャーは終始そばを離れない。
               村には、貯水池があり、沐浴に使ったりしているが、水はきれいではない。そのはっきり云って汚い水に夏場は
               蛍がたくさん舞うのだ。宮本輝氏の“蛍の川”では、あーんなにピンポイント・タイミングでしか見られない蛍の
               クリスマス・ツリー状態も、ここカジュラホーでは4月〜7月には毎晩見られるという。現に2月の終わりに既に
               蛍が舞っていた。蛍に感激する日本人に地元インド人がびっくり。どうしてこんな虫がそんなに嬉しいの???
               ここの蛍はチャバネで小粒のゴキブリに似ていた。
                                                         
   カジュラホー西群の寺院 US$5 
            南の寺院 5Rs
 カジュラホー村を遺跡を巡って歩くのはなかなか楽しい。素朴な風景に水牛が移動していたり。
                       子供達が人懐っこい笑顔で外国人観光客に感心を示している。
カンダリヤー・マハーデーヴァ寺院

それ程、広いわけではなく、寺院もそれ程大きいわけではないが、その魅力は壮大だ。
寺院の外側を埋め尽くす無数の浮き彫り。
一つ一つが表情豊かで、生き生きとしている。
カジュラホーが有名なのは、その浮き彫りの題材ゆえだ。 シヴァ神、パールヴァーティー、ガネーシュ、クリシュナ、ラクシュミーなどヒンディーの神々
神々は重心を片側に掛け、リラックスした姿勢をとっている。身に付けている物も最小限で、神々しさよりは生身の人間らしさに近い。大きいもので約50センチほど。小さい彫刻は20センチくらい。 そびえる塔の頂上迄彫刻が覆い尽くしている。 神々の彫刻は何段にも重ねられている  
10の寺院建物が集まっているが、その全てにこのような彫刻がびっしりと刻まれている。各寺院の基壇は高く、階段を登るようになっている。それは、寺院がかつて水の中から浮かび上がっていたからだという 軽やかな動きと量感溢れ、くねられた身体。女神が足の裏を見ている姿は艶めかしい  
こうした題材は寺院のあちこちにある。寺院にどうして?と疑問になるが、宗教的な考え方と深く関わりがあり、インドでは自然であり、子供達にも抵抗無く受け入れられている。 夕日に照らされたチトラグブタ寺院。日没が閉館なのだが、多くの見学者が留まっていた。
カジュラホーのメインストリート。でも、水牛が歩いている。彼らは堂々と向かってくるので、人間が避ける事になる。 カジュラホーの宝西の寺院群の前にいるラクダとラクダ使い。ラクダは豪華に着飾っている。
鉄道駅サトナとジャンシの間にあるカジュラホーへはバスかジープで行く事になる。どちらからも5時間はゆうに掛かるが、道路は穴だらけの凸凹だ。5時間、車にしがみ付いていなければならずかなり辛い。 バナーラシ駅からの旅の相方麻原さん?と列車で一緒になったw辺さん。どっちがどっちって見れば分かるでしょ!
   バス カジュラホー→ジャンシ 80Rs  凸凹道をガタガタだけではなく、ものすごい混み様だった。始発からだったので
                           座れたが、狭い席に定員を遥かに超えた人が乗り込む。2人用に3人座り、3人用に4〜
                           5人座ると云ったギュウギュウ。そして、それを見越してバスのトランクに預けた荷物は
                           なんと、魚から染み出た汁に浸りとんでもない臭いが付いてしまった。