コルカタ                   西ベンガル州

                                                      
     列車 プリ→コルカタ(ハウラー駅) 227Rs  列車は発車30分前まで電気が付かず、真っ暗な中で待つ。同席になったのが
                        
          3家族合計10余名のすごい人達。何と言っても、女主人がすごい。シート3〜4人分を一人で占拠。太い体横たえて、
          ひとり威張りくさり、子供達には勿論旦那にも命令のしまくり。ちょうど、スター・ウォーズのジャバ・ザ・ハットみたいだった。
          子供達はと言えば、騒ぎ、ふざけ、大声で遊び、あげく喧嘩。11時頃から、皆で持ち込んだ弁当を食べ始めたが、
          これがまたすごい騒ぎ。その後、親同士の喧嘩も始まり、夜半過ぎまで騒ぎは延々と続いたのだった。
          周りはと云えば、もうすっかり諦めというか最強のジャバ・ザ・ハットの攻撃を受けてもつまらないのでやっぱり諦め。
          上から水でもかけてやろうかとは本当に思ったのだが・・・インド人もびっくりだった。

     ホテル Calcutta Guest House 200Rs シングル (シャワー、トイレ付き窓なし) 客引きについて行った。

          サダル・ストリートには、多くの旅人が集まり、日本人にもたくさん会う。溜まり場はマリア、バラゴン。MadgeLaneには
          壁屋台が数件連なり、日本人に嬉しいあんかけ・チャーハン(チャオチャオチャーメン)などを作ってくれる。これがカレー
          ばかり食べさせられてきた旅人には、思わず満面の笑みがこぼれてしまう嬉しさだ。他にもヨーグルトの店でフレッシュな
          ラッスィーを作ってもらうも良し、そのままヨーグルトを味わうも良し。
          あんかけ・チャーハン 20Rs サモサ 2Rs チャイ 2Rs カード(ヨーグルト) 10Rs ラッスィー 10Rs
サダル・ストリートは一昔前の情報とは随分と変わってしまっている。物乞いがずらっと・・・いないし。道がゴミで歩けない・・・毎朝清掃が入る。雨で川になる道路は舗装されていた。 Madge・Laneは壁屋台が集まり、インドを一回りして来た旅人が大喜びの美味しいチャーハンなどを格安で作ってくれる。
ニューマーケット横を走るリクシャ。コルカタのリクシャは、今は、旅人にとってチョウロンギ周辺だけしか残っていない。安い料金で、それもいい大人が3人も重なって乗ったりする。リクシャマンは裸足だ。 ニューマーケットのヤギ。これは夜で、もう店は閉まっているが、マーケットには入れる。明日には、皆切られる運命だ。
ガンディスの支流、フーグリー川を渡る巨大なハウラー橋。往来は始終途切れない。物の運搬はもっぱら人力で行われている。 ハウラー橋のたもとのガートで沐浴をする人達。
川岸の泥をすくってゴミの中から使えるものを拾っている人も何人かいた。
ハウラー駅前。頭の上にトランクを3つも乗せて運ぶポーターは普通だ。70キロはゆうに越える重さを細い体で、頭の上に乗せ運ぶ。両肩と頭の上で合計5個100キロ程を運んでいるポーターも見た。
   ハウラー駅前の人の波、向かい側のフーグリー川では、フェリーがこぼれ落ちそうなほど多くの人を一度に運ぶ。チョーロンギ通りは、
   観光土産物屋が軒を連ね、地方からのインド人が多く集まる。地下鉄Kallghat駅から近いカーリー寺院では生血が好きなカーリー女神に
   捧げるため、毎日何頭ものヤギの首が切られる。

   片や、マザー・ハウスには世界から多くの人が途切れることなく訪れ、寄付は勿論奉仕を望む若者が後を絶たない。

   1泊3日のコルカタだったが、世界の他のどの都市とも違い個性的で刺激的だ。


  
  ジープ グーム駅(トイ・トレインが故障でジープにチェンジ)→シリグリ 60Rs
   バス  シリグリ→ニュージャルパイグリ 5Rs
   列車  ニュージャルパイグリ→コルカタ(シアルダー駅) 654Rs (初めてエアコン・スリーパーに乗った)

                                             
 

   ブッダ・ガヤー


                         ビハール州  

 列車 コルカタ(ハウラー駅)→ガヤ 266Rs 
        ホームに行って乗るべく列車を見たときは驚いた。今までのどの列車と
        比べてもこれほどのボロボロは見なかった。行き先はあっているので
        乗ったが。これは、あまり観光客が利用しないローカル線だった。
        途中下車する人が殆ど。各駅と云っていい程停まり、その多くは駅などでは
        ない場所だった。乗客は畑から入ってきて、線路からよじ登り、また畑に
        降りていく。切符は持っているとは思えない。・・・夜が明けてからは、途中は
        怪我をする人が出るほどの込み具合になった。最終的には時刻表とは
        全く関係ないほど遅れた。

 バス  ガヤ→バススタンド 5Rs
 バス  →ブッダ・ガヤー  8Rs
 
 ホテル Ravi's Guest House 180Rs ダブル(シャワー、トイレ付き)
        シングルが満員との事だったが、未確認。
        場所はチベット僧院と広場を挟んだ反対側
        部屋は快適で静かだが、日本語を話すマネージャーがしつこい。シャワーは
        湯が出る事になっているが、とぼけて栓を切っているので、ガンガン云う
        必要がある。駅まで送ってあげるからと、鉄道の切符を買わせ、小遣い稼ぎを
        したがる。送るという意味はこちらがタクシーをたとい、ただ一緒に乗って
        上げるとという意味でとんでもない。
   
   ブッダ・ガヤーでは、やたらに日本語で話しかけてくるインド人が多い。どんなに付いて来ないように言っても、止めるような
    人達ではない。断わってほっとしていると、昼御飯を食べている時にまた同人物が寄ってきたりする。
    日本人同士、情報交換などをしていても割り込み、話に加わってくる。彼らには躊躇とか遠慮とか控えるなどと言う言葉はない
    のだろう。っと云うより、全てが自分がリベートを貰える土産屋に連れて行く事に繋がっているのだ。
ナハーボーディー寺院

ブッダが瞑想に耽り、悟りを開いたと云われている菩提樹の木
 
寺院内には多くの瞑想場所あり、常に多くの人が座っている。
寺院は宗派を問われず、世界中からの仏教信者がお参りに来ている。日本、台湾、タイ、韓国からなどは毎日必ず団体が来ているほどだ。
チベット人達の祈り方は五体投地。
これは、地に足を着ける失礼をせず、手のひら、肘、額を伏して祈るという究極の形。
日に何千回も繰り返し、ここに滞在中数万回も祈るという。手当て、膝当てをし、その痕跡を残すツルツルになった板の上で試してみた。10回も続けられないほど疲れる。日に数千回も繰り返せば、足腰の筋肉はすごい事だろう。
チベット僧院隣には本当にみすぼらしいバラックが並んでいる。その一軒で、洗濯屋をやっていた人。少ない水で多くの洗濯物をさばく。干すのは埃の地面の上に直接なのでまた汚れてしまう事だろう。
  日本人とは深い関わりのある仏教聖地ブッダ・ガヤーだが、現実は日本人をだまして何とか大きく儲けようというインド人が
   ウジャウジャです。そのしつこさは追い払った位では引きません。言葉巧みに連れて行ったレストランと組み、変な物を食べさせ
   体の具合を悪くさせ滞在を伸ばしホテル代のリベートを稼ぐ、連れて行った病院と組んで高い治療費を山分けする・・・など、
   次から次から考え出されています。日本人がバカだからと言われていますが、こういう世界で生きているインド人が本当に気の毒に
   なりました。