KOREA     2008 5.13〜20
           

                            
   5年ぶりの韓国。インチョンには着いたが、このまま東海岸に行こうか、
    ちょっとソウルに寄ろう 決めてない・・・やっぱり、ソウルにちょっと寄る
    ことにして航空鉄道に乗った。
                        


                             
    
         ソウル     仁川→金浦→景福宮 鉄道、地下鉄 3100ウォン、1300ウォン  バスより時間が掛かるが渋滞の時には優
                            Hotel 大元旅館  2,3人部屋  トイレ、シャワー共同 25,000ウォン(ハイシーズン30,000ウォン)ドミあり
                                         朝食付き (カップヌードル、パン、ミルク甘コーヒー、紅茶、茶など) 
                                         http://www.geocities.jp/newdaewon2006/  
                                         
inn_daewon@hotmil.com  (02)725-0380,735-7891  Kim ヨンベ氏 011-787-4308 日本語可

5年ぶりのソウル。ロケーションの良い大元旅館は、開発で景福宮の横に移動。新築なので、トイレ、シャワー、キッチン(自由に使えるが、何せ韓国なのであまり料理する人はいない)がきれい。値段が上がってた。ソウル市内も変化あり。光化門辺りから人造の渓流、清渓川が流れ出ている。ソウル市民のウォーキング、デイトコーとして人気だが、屋台を出してはいけない事になっているのだとか。 大元では、いつも泊り客が一緒に焼肉を食べに行ったりする。オーナーのヨンベ氏が近所の店まで同行して「うちのお客さんだから」と言ってくれるので、全くの現地値段で食べられる。その他、市内に限らず、地方に関しても親切に案内してくれる。また、Cタイプ・コンセントなどを忘れてもストックがたくさんあり、全ての面で居心地良い。
大元宿泊客と群れて焼肉を食べた後、はしごに東大門の屋台まで。屋台でぼられて憤慨した頭を冷やすためライトアップされた東大門を見に行った。そのまま、清渓川沿いに光化門まで散歩。足が弱いミル子さんが何度か足休憩。大元に戻って寝付いたのは3時だった。 未来さんに連れて行ってもらった現代デパートの地下食料品売り場、ファーストフード・レストランはかなり良い。素敵な美味しいそうなケーキのデザインが食欲をそそる。現代デパートを出て梨大の方へは、夕方からは屋台がたくさん出てくる。また、梨大メインストリートから垂直に伸びた細い通りには美容院が連なり、お得にパーマなどが出来るとか。
         束草ソクチョ      バス ソウル(高速ターミナル)→束草 22,000ウォン デラックスバス 4時間
                              Hotel デグォルパーク 30,000ウォン トイレ、バスタブ、タオル、アメニティー  ターミナルの真ん前
束草は、38度線を越えた所にある。突然分断されてしまったため、北に家族がいても、戻るに戻れず。多くの北の人達がこの街に住んでいる。 統一展望台
バス 束草→デジン4,560ウォン
タクシー(シェア) 一人 15,000ウォン
統一展望台エリア代 3,000ウォン

金剛山が望める統一展望台からは、北へ線路が伸びている。海岸線、対向する丘陵地のどこにも人影がない。山の上に監視代があるが、人がいるのかどうかは分からない。
花津浦は景勝地。かつては金日成の別荘だった建物が山の中腹に残っている。今は、内装がすっかり変わってしまい、当時の面影はなし。レストラン、土産物屋がある。海岸は海水浴場。バスを降りてから、30分弱歩くが水族館前から海岸沿いに行けば15分で行けるうえ、入場料の2、000ウォンも無くなる。 雪岳山(ソラクサン)
束草の街からバス(1,000ウォン)20分で、ソラクサンに行かれる。一帯は、国立公園になっていて宿泊施設もたくさんあるが、束草よりは高目。気軽なトレッキング・コースから、結構本格的な登山までバラエティーがある。桜から秋の紅葉と一年中楽しめる所だ。
束草バスターミナルから南西に少し行った所に青銅器時代の遺跡がある。こんもりした古墳のような公園になっていて市内が見渡せる。雪岳山や青海湖がよく見える。 市内、レストランの裏手で、たくさんの白菜をキムチに漬け込んでいるアジュンマ達(間違ってもアジュンマと言ってはいけない)。白菜は茹でてある。キムチの味付けはキムチ大名アジュンマが微妙に塩加減を指図。「どうか、食べてみるか?」←多分そう言ってる。それで、味見。塩を追加して更に味見。またまた味見の大きな一つまみ。味の違いは分からない。癖が無くて美味しかった

バスターミナルから青海湖を回った対岸ある中央市場。ズワイガニに似てる蟹が裏返しに積んであり連獅子の様。この市場は夜も賑やか。
小ぶりのスルメイカはそのまま千切りにしてくれる。活タコは食べた事があるが、活イカも食べられるとは思わなかった。
港では、水槽が並びイカを千切りにして出す、一杯飲み屋がたくさん並んでいる。イカを裂いて千切りにするのはすごく速い。

未だ、動いているイカは透きとおっている。身は柔らかくて、何も付けなくても美味しい。注文は一匹だけ?と、驚かれた←呆れられた。1,000ウォン
         江陵カンヌン    バス 束草→江陵 6,600ウォン 快適に海岸線を走る1時間
                        Hotel トンア 40,000ウォン モダンで素敵、大画面テレビ付き 冷蔵庫、熱湯冷水器 バスローブ、勿論アメニティー
                                   *ここは、ソウルからの敬和と一緒に歩いた。彼女が泊まる予定にしていたのは、偶然トンアと同じ住所。
                                    それは同じビルにある24時間サウナで、勿論お風呂があり、寝ることもできて、たった4,000ウォン。勉強になった。
烏竹軒
韓国の偉人、李珥(イイ)の生家がある。韓国の高年団体がたくさん来てる。イイは5000ウォンに付いている人で賢者として有名。熟年団体女性達は何故か赤が好き。赤い軍団はまた賑やかで、先を争う習性がある。
草堂(チョダン)ズンドゥブ村
ここは、豆腐村として有名で手作りの出来立て豆腐が食べられる。村と言うがホントに周りは何も無い辺ぴな所。
敬和と豆腐コース料理で夕食。
彼女が注文してくれるので助かった。結構バラエティーに富んだ豆腐料理を二人でたっぷり(敬和は豆腐をお変わり)食べて、13,000ウォン。ここは、テレビにも良く出る有名な店だとかで、韓流スター達も来るのだとか。
海岸沿いを南に下ると、12年前に南侵して座礁した北の潜水艦が展示されている。韓国東海岸は北の境界線からずっとこのように、海から上がって来られないような鉄条網が延々と続いている。工作員にとっては子供騙しとも思えるが。海水浴の時期になると、ゲートからはビーチに行き来が出来る。
北だけの技術で作られた潜水艦だとか。計器にはソニーなども使われていた。中部は、外からは想像も出来ないほど狭く、26人が乗っていたとは、驚異の過密空間だ。見学にはヘルメット必須。注意はしながら潜水艦内を進むのだが、それでも派手に頭をぶつけてしまうほど、低くて狭い。 座礁の跡。これでは、脱出するしかないだろう。
幸い、海岸線に近かったので全員助かった。だが、そこは北の事。口封じのため上官達が乗組員を射殺したそうだ。その後、韓国軍との打ち合いになり大半が死亡。生存捕獲はたった一人だったとか。
江陵とソウルを結ぶ高速道路は、山間の景色の良い所を走るので寝るともったいない。3時間弱だが、途中休憩がある。日本のサービスエリアのパクリとしか思えない程よく似ているが、悔しいのは日本のより充実している事。屋台風ファーストフードもあり、出来立ての餅などが食べられる。 ローカルバスに、地元遠足の子供達がたくさん乗ってきた。カーブでキャーキャーすごい騒ぎ!しっかり者の女の子達と幼稚さが残る男の子達。子供ながら結構ファッションは決まっている。どの子もみんな一重瞼???若い人達に、一重瞼は殆ど見ない・・・なんと、韓国では卒業祝いに親が二重瞼手術をプレゼントするのだとか!
          水原スオン  地下鉄1号線 景福宮→水原 1700ウォン 1時間半 日帰り
世界遺産、水原へは地下鉄のまま行けるので楽だ。駅ビルにはしゃれたカフェや若者向けファッションの店がたくさん入っている。ひどい雨の一日になってしまった。駅から、城壁で囲まれた街までは、バスで20分だが歩いても何でもない。城壁内は、すっかり現代的になってしまっているが、街を囲む城壁が一周していてその上を歩ける。八達門から西側の城壁へは小高い丘を上がって行くので、最初かなりきつい坂を上がる。 城門内、華城行宮はドラマ「チャングムの誓い」の舞台になった所とか。ドラマは見ていないので、今一ピンと来ないが、そのドラマの衣装が飾られていたり、人形が配置されているので宮殿生活がイメージできる。その、宮殿はかなり修復され、鮮やかな色彩が施されている。
          江華島カンファド  バス(新村)→江華島 3400ウォン 1時間半
世界遺産の江華支石墓を見に行った。小さい島だが、北から南まで回るには結構広い。島のすぐ北は北朝鮮だ。南には仁川国際空港のある永宗島がある。スタートがゆっくりだったため、刺し身団地がある島の西には行かれなくなってしまった。ソウルに比べると、おっとりしていて田舎の感じがする。 一本路地に入ると犬肉のポシンタン屋があったが、昼間だったためか閉まっていた。江華島へは、以前ソウルに留学した事があるという未来さんと一緒だった。韓国語が出来るとそりゃー便利。彼女が食事などオーダーしてくれた。そして、以前下宿していたという新村近辺、梨大辺のお店巡りなど、ソウルの楽しみ方を伝授してくれた。彼女、中々人に対して観察力があり鋭い。なんか永年一緒の息子みたいにポイントを付いてくる。迎合するところが一切無く新鮮な印象の若者だった。