ラオス            ベトナムより4割ほど物価が高いのは以外だった
  サワナケート  バス  フエ→サワナケート $25($10でも可) DMZ行きに混載された
                                 途中で狭いミニバンにチェンジ。ラオス側では路線バスに乗り換える。
                                 国境で1時間以上待ったため、サワナケートまで10時間も掛かった。


                                         
 

ラオパオのベトナム国境 ラオスに
入国してから1キロほど先のバス停
まで歩く。ラオス側入国ではお世話
おばさんがなんとか$1と払わせよう
とするので注意

ラオス側バス停で待っていた古ーい
バスは、見た目よりずっとぼろぼろ。
ちょうど旧正月だったため、周りは
みな飲んでいる。どうも運転手も飲んで
いたらしい。

サワナケートに着くと、街を練り歩く
獅子舞の一行。舞いながら、行く先々で
振る舞い酒を飲み、お金を受け取る。
ラオスの正月は四月だが、中国系が
多い街では中国正月と同日。

あちこちにある寺では、木陰で勉強する
修行僧達。彼らは、外国人に興味があり
シャイでフレンドリー。

タイ、カンボジア、ベトナム、そしてラオ
スと寺はそれどれにすこしずつ違うが、
共通して華やかで手入れされている

夕日のメコン川。対岸はカンボジア。
川沿いには、野外レストラン?屋台?
が並ぶ。

ラオスで多く見かける串焼き。トリ、豚が
主だが。味付けは日本の焼き鳥たれを
ピリ辛にした感じ。


メコン川沿いに並ぶラオス鍋屋で。
4人分20,000kip(約2,500円)野菜、肉
ご飯、フォー、スイカなど

ベトナム、フエからの旅の道連れ。日本
3人、韓国2人。韓国2人は姉妹でクリス
チャン。お祈り後食事をする行儀良さ。
   ビエンチャン  夜行バス サワナケート→ビエンチャン 60000kip(700円)
                            ビエンチャンの遠距離バスターミナルはかなり町外れにある。まず、市内
                            のターミナルまで行く。そこからは歩いてもたいした事はない。
                            早朝、郊外のターミナル着だとツゥクツゥクしか移動手段がない。
                            Hotel Mizay 30,000kip (360円) シングル トイレ、シャワー共同、時々停電
                                     *並びに安くて美味しい(36円)おばちゃんコーヒーがあり

ワットホーパケオ 敷地内無料。
寺建物は博物館 5,000kip(60円)
傾斜のきつい屋根が3重になっていて
美しいが、あちこち隙間が出来ている

柱に囲まれた廊下には仏像が並んで
いる。ビエンチャンには多くの寺がある
が、王宮寺院だったこの辺のものは
やはり重厚な風格がある

金ぴかのタートルアン お坊さんたちも
見学に来ている。金ぴかと明るいオレ
ンジ色はラオスの象徴的カラー 一応
皆フレンドリー

ラオスでは20歳前まで荘見習いとして寺で過ごす少年が多い。寺の食事は托鉢で得たもので一日2食。起床は4時。午前中はお経、托鉢、掃除など午後の大半は自由、語学などやりたい分野の勉強をしているが先生は先輩僧。20歳になると僧侶の道か普通の生活に戻るかを決める。午後寺に行くと、暇な坊さん達がいくらでも話し相手になってくれる。彼らは日本には格別の興味を持っているようだ。それにしてもエネルギー溢れ生産性の高い青年達が寺に篭るこれらの風習は国の発展の大きなネックになっているように思われるだが・・・
                     
http://jp.youtube.com/watch?v=a3q6-Y70cbk  ←小学校の授業風景

制服のシンをはいた小学生。学校の
休み時間にはお菓子を食べてもいい
らしい。カメラに向かうと直立になる

休み時間にゴム飛びをして遊ぶ子供達
村では、どうも学校には通っていないら
しい子供をよく見掛けた

先生は、僧侶。授業科目は結構多岐で
バランスが良い。生徒は伸び伸びして
いて表情が明るい。

こういうのが、感激の東南アジア。濃厚な
トロピカル・フルーツ・ジュースは全て
フルーツだけの100%

トロピカル・フルーツのヨーグルト掛け
これだけで、お腹いっぱいになる。二人分
で、170円くらい。

ワット・シーサケートへ社会科見学に
来ていた子供達。皆とても行儀が良く
先生の話を聴く。

ガソリンの臭いがきついツゥクツゥク。
小回りが利いて便利なのだが、値段を
決めるのが結構面倒。

その辺にある木にはよく実が付いている。
それらの殆どが食べられる。この子達が
食べていたのは小さい白い実で甘い。

乾季のビエンチャン付近のメコン川
水は遥かタイ近くを流れているだけ
川原は広大な面積になる
 
 メコン川、川原には多くの人が散歩したりしている。しかし、暗くなる前に早々に引き上げた方が良い。川原には警官が居て、
 暗くなると外国人の取締りをしている。別に密入国ではなくても、外国人だと罰金を取られる。暗い広大な川原で、有無を
 言わせず警官に取り囲まれると脱出は不可。
   バンビエン  バス ビエンチャン→バンビエン 60000kip (720円)3時間含む昼食休憩
                         Hotel Viengkeo 50,000kip (600円)トイレ、シャワー付き
                                *若夫婦経営、言葉は全く通じない。旧正月の食事に呼んでくれた

動物は基本的に放し飼い そして、
餌をやっているのを見た事がない。
見ていると、結構どこまでも出掛け
て行くが、夕方には皆帰宅する。

大概の雌鳥はひよこを連れている。
多いと14匹も。だが、ひよこが大きく
なるにつれ数が減る、当然だが。地面
座ってる雌鳥をちょっと退かしてみると
必ず、ひよこが何匹も飛び出してくる。


無数にある洞窟の一つ。タイヤの中身
チューブに乗って真っ暗な洞窟内に
入る。洞窟内では岩の低い天井を
伝って行き止まりまで進む。かなり
長くて面白い。雨季は出来ない

バンビエンの農家。殆どが高床式。
これは、丁寧な作り。多くは、バナナ
の葉を編んだ物で囲った簡素な家。
下には、鶏、豚、犬。

ナムソン川遊びに世界から多くの人が
集まる。カヌー、チューブ、ジャンプ、
休憩地では、大音響のロックとアル
コール。ドラッグ目当ても多い。

街の北にある市場へ行く途中、建築中
の家があった。数えると30人もの人が
一つの現場で働いてる。人件費は一日
$3程だという。

街の北にある市場。入り口にはアーカー
を肩に下げたガードマン。雰囲気は和や
かなのでアーカーは全然そぐわない。
ラオスの市場はマルチプルで、食材、
雑貨、衣料品、仕立て屋などなんでも
揃う。因みにシンなどは、市場なら
ローカルプライスで手に入る

街の南にあるタムチャン洞窟。階段を
上った山の中腹にある。ここの洞窟は
他の変化に富んだものと比べるとたい
した事はない。常にこうした3通りの
料金体系になっている。



バンビエンからウランバパーンへは
いくつも急カーブがあり道が狭い峠を
越える。峠の頂上は濃い霧で10メータ
ー先も見えずにしばし休憩。峠沿いには
小さな村が点在し、少数民族が暮らして
いる。きつい峠をたくさんの荷を背負い
草鞋で歩いている。
  ウランパバーン  バス バンビエン→ウランバパーン 95,000kip(1150円) 街の東にある
                                    バスターミナルは定価。ホテル、旅行社はプラスマージンが付く。
                               Hotel ColdRiver ドミ$2.5 〜3 トイレ、シャワー共同 常に誰か日本人が
                                    泊まっているので情報が多い。毎週金曜日は夕食無料サービス
                                    毎朝、バナナが用意されていて、持って出ても構わない。無くなれば
                                    すぐ補充してくれる。このゲストハウスはこの街の一番の目的早朝
                                    托鉢が路地を出た所。国立博物館前は観光托鉢になってしまって
                                    いるので、こっちの托鉢は貴重
              
http://jp.youtube.com/watch?v=iHvST9E95K0 ←ほんとに良くしゃべる米屋の九官鳥

市場は街の南西2キロ程にある。ここの
市場はすごい。ここというか、ラオスの
市場は野生的だ

少数民族の人達が豊富な食材を並べて
いる。どれも、新鮮で安い。最低でも1
キロ単位で買う。

おばさんが売っていたのは15センチ
程のコウモリ。袋に15〜20匹入って
いた。この人が売っているのはコウモリだけ

多分、ネズミの干物。これは、食べ物
だろうか

これは、明らかにネズミ?だと思うが、
尻尾は短い。歯は下から生えている
よう。

バッファロー?の耳。何故か耳だけ
そういえば、足だけの店もある。ペルー
には、牛の鼻だけの店があったっけ

メコン川沿いのどこの街にもたくさんの
魚。大きななまず、メコンの幸には、
本当に驚く。

橋は竹を編んだけで簡素。
外国人は有料で、24円


橋の下で遊ぶ子供達。さっと、服を脱いで
水の中に。上がる時は、自然乾燥でまた
差さっと服を着て帰る。

メコン川の船着場。っと、いっても、ただ
川に舟が並んでいるだけ。舟は大メコン
を2日も掛けて遡り、または下る船旅の
発着場でもあるし、ただ向こう岸へ渡す
だけの船もある。

世界遺産のワットシェントーン。ウラン
パバーンには、たくさんの寺がある。
これが、一番美しい寺として有名。
建物の装飾は実に細かく、色彩も相当に
凝っている。

街中には、バナナ始め、スターフルーツも。
スターフルーツはきれいだが、とても
すっぱい。そのためか、ここでは食べる
人がいないらしく、熟れたものがたくさん
下に落ちていた。

4時半に起きる。懐中電灯で支度し、
忍足でドミを出る。ゲストハウスの
路地を出た所を托鉢の坊さんが通る
5時頃になると、暖かいご飯のおひつを
持ったおばあさん達が家の前にゴザを
敷いて座り始めた



真っ暗闇の中、ゴザガサと音がして
裸足の坊さん達が一列に並び向かって
来る。無言で、おばあさん達は一掴み
づつご飯を入れてあげる。階級順、年の
順になっているようだ。貧しい、若しくは
ホームレスの子供達が坊さん達に施し
分を頼む、坊さん達は空になってしまう
程、子供達に分け与えていた。

街の人ばかりではなく、旅人も地面に
座って食べ物を渡す。それ様に、パック
になった物を売る商売も出来ている。
ただ、残り物で作られたことがあり、何人
もの坊さんが手段食中毒になった事が
あったと聞いた。



ウランパバーンからメコン川を少し
遡ると、あたりの景色は中国の桂林の
ようになる。


空港へ向かう道路に架けられた橋は
木製。人は外側を歩く。しかし、羽目板
の釘が取れていた所があり、、片足が
スッポンと落ち、恐怖体験をしたという。

メコン川には橋がなく、渡し舟に乗る。
2000kip(24円)地元民はうまいが、観光
客は舟を左右に揺らさないよう歩くのが
難しい。

ゲストハウス・コールド・リバーで会った
種子島君と山本さん。山本さんは70歳
のバック・パッカー!なんて素敵なん
でしょう♪

ウランパバーン周辺には、少数民族の
人達が多く暮らしている。きれいなバー
ビアンとシンの女性は一様に籠を背負っ
ている。

自転車を持っているのはとても裕福な
家の子。ホテル、レストランなどの
オーナーは結構収入がいいらしい。


家族総出で、浅葱の出荷作業する
メコン対岸の村の人達。もらって
かじると甘みがあって美味しかった。



メコン対岸には、小さな村がたくさんある
が、ジャングルを歩くとどうしても迷子に
なってしまう。出会った村人にメコンの
方角を聞けば何とかなる。


井戸へ水を汲みに来るのは子供達の
仕事。縄の付いたバケツを落とし水を
汲み上げる。水は泥色に濁っている。
水を汲み上げるのを手伝った。子供
には本当に重労働だ。
   ウランパバーンからフェーサイ
                       ボート ウランパバーン→バックペン 110,000kip(1320円)
                                   Hotel 150B (450円) トイレ、水シャワー共同
               ウランパバーンからタイとの国境フェーサイまで1泊2日ボートの旅にした。大メコンを遡る雄大な
               船旅。途中、バックペンで1泊しする。パックペンは電力に制限があり、22時には町全体が消灯。
               あまり安い所に泊まると、20時には消灯してしまうらしい。翌日は7時まで電気無し。
               後で分かった事だが、この道程は一日で行かれる。パックペンのホテル業者及びフェーサイでは
               国境が18時で閉まるので、それ以降に到着して一泊させるよう、舟の速度を調節している。
                                  パックペン→フェーサイ 115,000kip (1380円)

メコン川の流れのすぐ近くに小屋を建て
そこで生活している人がいる。テンポラ
リーなのか?洗濯物があるし、ベットが
作られているし・・不思議

簡単な仕掛けで魚を捕っている人達。
流れは結構速い。水は泥水のように濁っ
いるが、魚はとても豊富。足元の悪い岩
を身軽に渡り歩く。

ボートにはかなりたくさんの人を乗せて
ぎゅうぎゅうの時が多い。横に成れる位
空いていると楽だ。お茶、ビール、スナック
カップラーメンなどが買える

ボート後方に、すぐ修理するために
むき出しのエンジンがある。寒い日は
ここがとても暖かい。っが、騒音は
すさまじい。

流れのきつい所で、川を眺めていた人達
が4人。何をしているのかは不明。この
辺りは少数民族が暮らしていて、酒を
作る村があったり。

水牛が放牧されていてのどかな風景。
昨日まで、ボート旅が辛い程寒い日が
続いていたが、今日から穏やか。でも、
水牛は水に入っていなかった。

たいていは鏡のようなまったりした
流れのメコンだが、川幅が狭いところは
ゴーゴーとした流れになり、操縦席では
3,4人はめを見張っている。

2日間の船旅で一番象徴的な景色。
両岸の岩は変化があって見飽きない。
水は、ミルクチョコレート色。比重が重た
いような感じがする。

雨季の水量を示す白い線がくっきりと
している岩が何キロも続く。乾季でも
水は豊かで、岸から網を打っただけで
大き目の魚が3,4匹捕れる。

少数民族の村。バナナの葉を編んだ
簡単な作り。

売店?休憩所?乗客が立ち寄る時は
大概急な斜面を登る事になる

川で生活している人達はモーター付きの
舟を持っているが、屋根なし。

パックペンの安宿。板一枚で仕切られ
ている。隣が夜中まで携帯で話していて
うるさかったので、壁板を叩いて止めた。

安宿と云えど、食堂のテレスからの
眺めは一流ホテル並み。早朝のメコン
を満喫できて大満足

一夜明け、結構急な坂道を降りて再び
舟に乗る。パックペンからフェーサイは
それ程距離は無いがやはり一日掛ける

もう一つの選択はスピードボート。寒い
日だと震えが止まらなくなるそうだ。
その上、結構危険。ヘルメット、雨合羽
着用、それでも随分濡れるうえ飛沫で
道中何も見えないとか。

ボートは、無用な停泊をする。多分、
ジュース、スナック売りの子供達に
商売させるため。多分、子供達からは
幾らかのキックバックを取っている事
だろう。

少年修行僧たちの水遊び。結構無邪
気に騒いで楽しんでいる。この国では
利害関係の無い坊さん達だけが、心底
無邪気になれるのか知れない。

  フェーサイ   Hotel  180B トイレ、シャワー、エアコン付き

タイ側チェンコンからフェーサイを見る。
夜、タイ側は明るくラオス側は真っ暗。

ワットマニラート寺院からの夕日。この
寺の塔には男性しか登れない。

フェーサイ、リバーサイド・フェーサイ
レストランから。鍋料理二人分で500円
   ルアンナムター バス フェーサイ→ルアンナムター 300B (900円)
                                   Hotel 50,000kip (600円) トイレ、シャワー付きバンガロー
少数民族の
女性達の衣

は見事!
同じ部族な
ら、ユニフォ
ームのように
同じ飾りを付
けているので
どこの村か
すぐ分かる

チャルーンシン市場。少数民族が多く
買い物に来る。しかし、どうも差別がある
らしい。肉屋は明らかにバカにした雰囲気
街の北の丘
の上にある寺
院は工事中。
工事関係者
のお父さんと
来ていた少女
足場の悪い
寺院敷地内
を飛び回って
いた

ラオスでは、結婚式を良く見掛けた。
どこの街にも野外テント式の結婚式場
があって、一目で分かるピンクリボンで
飾られている。

ルアンナムターの広ーい通り。ホンの
少し前までは泥道だったが、今は幹線
道路の全て舗装されているので、移動
時間は飛躍的に短くなった。

森田運送店?中古車はそのまま使わ
れているので、固有名詞もそのまま。
それは、中古、日本の路線バスなども
世界中でそのまま使われている。

大きなテントの下は結婚式場。大体
昼ごろにやっている。ここは、大音響
スピーカーが4台備え付けられ、歌手が
来ていた。招待客の乗りは今一。

ルアンナムターのバスターミナル。
竹製の籠をトラックから降ろしている少数
民族の女性達。既婚の彼女らは眉毛を
剃ってしまっている。
ラオスを旅した人達の印象は、ここ数年で
急速に変わっている。なぜなら、急速にラオ
スが変わってきているから。口を揃えて何も
無いと云われていたビエンチャンは食べ歩き
が楽しい。バンビエンはリピーターも多く、眠
らない街になってきている。ウランパバーン
にはツアー、トレッキングなどの旅行社が
並び、ATMも便利だ。以前は泥道でタイヤ
をとられていた幹線道路は快適な高速道路
になっている。あちこちで、携帯が使われて
少数民族達も車やバイクで行動範囲が急速
に拡大されているようだ。