トリヴァンドラムカニャクマリマドゥライ
   
    バス クイロン→トリヴァンドラム 32Rs  
     ホテル Horizon 107.5rRs  *レセプションのおじさんが誠実でよかった。 バスターミナルよりすぐの安宿街 
 
   
バス トリヴァンドラム→カニャクマリ 33Rs 
                                            
Trivandrum  バドマナーバスワーミ寺院
南に来てから、あまり旅人に会わなくなった。
月曜は博物館が休みで残念。この辺りは南国フルーツの宝庫のはずなのに、果物があまり安くない。あげく、買ったバナナは古すぎてお腹を壊した。

コーチン辺りから、路線バスには窓にガラスを見なくなった。アコーディオン式の布が下げられるようになっているだけで、雨避けのよう。だから乾季、土埃がひどく、バスに乗っているとザラザラして埃まみれになる事の対応は無し。


この寺院はヒンディーしか入れないので、異教徒は外から覗く だけだ。
Kanykummari (カニャークマリ)    
インド最南端の街。ここは、インドの人達にとって聖地であり観光地。海へ降りる道の両側にはお土産屋が並び、賑やか。土産物の貝は大きく、色もきれいだが、変にとんがりの部分を切り落としてしまっている(音を出すため)ので、もったいない。子供の気を引こうとしたおもちゃなどもあるが、どれもチャチで安っぽい。
海に面したガートでは、皆聖水を浴びる。女性はサリーのまま入り、出てからは別の乾いたサリーを上からまとい濡れたものとうまく交換する。着替えに特別な部屋など使わない。

  




     マドゥライ  


                      タミルナードゥ州 








  ミナークシ寺院にいた美しい娘?既婚?
   バス  カニャークマリ→マドゥライ 76Rs 
    ホテル College House 100Rs シングル(トイレ、シャワーつき) 部屋の天井が高かった。
                         このホテルは料金が明示されており、とても良心的。
                         ホテル内のインターネット・カフェや購買部は、便利で安心して利用できる。


        マドゥライの街は駅前の大通りから、ミナークシ寺院に折れる道路沿いに観光客のためのホテル、レストランが
        並んでいる。その通り沿いの路地には、野菜市なども出るのでトマトなど簡単に食べられる物や果物が買える。
        その他、マーケットは駅の周辺に大きなものがある。

  
ミナークシ寺院

ミナークシ寺院は、今回インドの旅で一番面白かったかもしれない。一旦寺院の中に入ると、自分が寺院のどの辺にいるのか
分からなくなる。広く、暗い寺院の中は更に怪しげな小部屋が多数奥まってあり、中には得たいの知れない上半身裸で顔に
カラーを塗りたくった、腹の突き出た僧がロウソクの明かりで呪文を唱えている。まさにインディー・ジョーンズの魔宮なのだ。

  
ヒンディー寺院の代表中の代表といえる。東西南北に大きな塔門があり、寺院なかに更に6つの塔がある。本殿、石の屋根に
覆われた下にはヤーリが彫刻された柱が連なる。千柱堂には985本の柱が立っている。ヒンズゥーの本殿に異教徒は
入れないが、入り口から覗くと薄暗い内部には奇怪な彫刻と台の上に並ぶロウソクがたくさん見え、上半身裸の僧侶に
油を掛けて貰って感激している信者達が見える。寺院内は神に擦り付けたカラーや、ロウ、信者達がこぼした何やら
液体で、石の床はべた付いた箇所もあるが、全員裸足になる。

   
ヒンディーのシヴァ神、その妻パールヴァーティー、その息子ガネーシュその第二婦人、その・・・・・神々が不倫をしたり、
それを嫉妬した妻が夫を踏みつけたりと、なにしろ人間臭くて驚く。


        
  神殿内部、池の周りは結婚式場になってしまっている。池を取り囲む通路には何十組もの新婚カップルが正装して
  式を待っている。女達は花嫁の周りに集まり、布で花嫁を隠し着ている物を晴れ着に着替えさせ、髪飾り、アクセサリー
  など、付けるだけ付けて飾り立てる。

       
  インドではカメラ目線を避けて写真は撮れない。どんなに話しに夢中になっていてもカメラを向けると一斉にこちらを向く。
       
  ミナークシ寺院の周りの歩道で床屋を商売にする人と客。散髪、髭剃りで16Rsときいた。寺院の周りの歩道は、
  下を見ずには歩けない。あまりの臭いによく見ると、人糞が落ちていたりする。


Truparankundramティルパランクンドラム(岩山)

スプラマニア寺院 (ムルガン神)

マドゥライから西南方向、バスで20分ほどの所に岩山があり麓に寺院がある。寺院は異教徒禁制でミナークシ寺院のような装飾でできている。バス停から寺院ヘは参道のになっていて、店屋が隙間無く並んでいる。
ここには、寺院の裏にある岩山ティルパランクンドラムが目的。ここに登り頂上のムスレム、ヒンディー双方の寺院を見学し、更にはマドゥライ全貌を望む景色を眺めようというもの。
うまくすると、岩山の裏側の木には野生の孔雀達がたくさんとまっている事があるとか。
頂上の眺めは素晴らしかった。広大な南インドを遥か彼方まで望み、また下のほうをゆっくりとカニャークマリ方向へ出発して行く列車が見えた。しかし、孔雀は一羽もいなかった。

この街を人々の注目を浴びながらそれでもマイペースで歩いていると、可愛い女子達が異国人に興味津々だ。学校からの帰りらしくお揃いのバンジャミーナを着ている。縦に並んでいる二人が姉妹。

岩山までの登山道では、何組ものグループと記念撮影になった。頂上のムスレム寺院は例のごとく、裸足。でも鳥の糞が汚くて入る気がしなかった。山の反対側へとしつこく案内しようとするインド人を振り切り、長ーい階段を下りると水牛が家路につく田舎道に。水牛を見ていたら、こっちに向かって来る。
どうも水牛を追っていたおばさんと間違えたようだ。