MEXICO
         7.22〜31  2002              
 MexicocityOaxacaPueblaMexicocity     1ペソ→9.4円〈7.10 2004 現在) 
成田からメキシコシティー行きは満席。夜行便で星を見る時と、寝入りたい時意外は、好きに機内をうろつける通路側に座る事にしている。今回隣の席は日本公演を終えてメキシコに帰る有名なマンボ・オーケストラ、“PerezPrado”の面々。
安定飛行に入ると、なにやら賑やかになり始めた。正しくラテン系だ。一行は楽団員の他にダンサーも数人同行している。彼らは日本で買ったデジカメの操作方が分からない。あいにく、その時は私も未だ操作法をあまりよく知らなかったので、教えてあげられなかった。見れば、なんと、日本語表示のカメラだった、気の毒に。彼らとくれば、スペイン語のみ。
まぁ、それでもあーでもない、こうでもないとやっていた。そのうち、英語が話せる楽団のドラマー、エフレン・グズマンが仲間入りしてきた。仲間の一人一人を紹介してくれ、持ち場の楽器の事や楽団での役割など詳細に渡り、説明してくれた。楽団は現メキシコでは国を代表するグループである事。メンバーが入れ替わることはあるが、音楽そのものはオリジナルの良さを常に保ち、そのかもし出す雰囲気は変えないこと、などなどーー
日本でのPerez・Pradoの公演は2年に一度。NHKテレビと地方公演が主だ。
私の説明として、一人で南米へ旅の途中に、メキシコにも寄ると云うとすごく驚くが、次第に面白半分脅かしてくる。やれ、両替した直後に強盗に盗られたとか、地下鉄で囲まれて全て盗られたとか。盗られた、盗られたーーばかりだ。まぁ、メキシコの治安の悪さは織り込み済みなので、後はその手口などを参考に。
別れ際に団長氏が右のCDをくれた。エフレンとはその後もメールのやり取りをしているが、本当にユニークな写真ばかり送ってくる。しかしながら、メキシコから写真の添付付きメールがくれば、我が賢いパソコンは気を利かして削除してしまい、なかなか見ることができないのが、問題。それでも、パソコンにエフレンはけっして怪しい人ではない事よく言い聞かせて開けた添付はスクープ写真だった。
   



マイケルは現在公判中。行動にはいろいろ制約があるはず。それでも、こうして夜半突飛に出没するらしい、警備のパトカーを何台も従えて他にも、異常気象でメキシコシティーに雪が降った際、作った雪像の写真を送ってきたが、残念ながらそれはここでお見せできるようなしろものではない。              
長時間飛行を終えて、メキシコシティーに着いた時、それぞれ彼らの家族が迎えに来ていた。可愛い子供連れのワイフや、エキゾチックで、セクシーな熱々などなど。エフレン始め楽団員達は、もう私の存在などすっかり忘れ、家族のもとに一目散だった。


  
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