砂漠の中にローマ時代の交易都市がそっくり残っている
                                          パルミラは遺跡全体が広大、出入り自由の無料だ         
     バス  ダマスカス→パルミラ(現地ではタドモール〔古い街〕という) 100s£
      Sun Hotel  200s£シングル (賛否両論、夕食が豪華という人がいるかと思うと、ひどかったと言う人も) 

 パルミラは早朝から夕日に映える日没前まで、一日中素晴らしい。街の西側の広々として見える一帯は、もう遺跡だ。日が昇ると気温はぐんぐん
 上がってきて、水はいくら持っていても足りなくなる。午前の部後は昼食休憩し、遅めの午後の部に向かうといい。
 この日は強い風で砂が、顔に当たり痛いほどだったが、写真からはそんな様子が見えない

    
 都市の中央部にある円形劇場、保存状態が良い      唯一入場料が必要なベル神殿                      四面門
   
 記念門から四面門までは列柱がきれいに残って  荒野のようだが、古の都には住居が建ち。    都市中央やや北よりの教会後辺りから  
 いる 柱3分の2程の突起部分には彫刻が      並んでいた
 乗っていた

 
住居跡周辺では地中に埋められている配管を見ることができる。配管は何本もあり、上下水道は
勿論、温水道などもあったのだろうか・・・
パルミラは一見、不毛の砂漠に見えるが、すぐ横に大量の水が沸いている泉があり、椰子の木が
こんもりとしている。このパルミラの街は実は洪水で破壊されたのだという

遺跡の後方には150メーターの岩山があり、頂上にアラブ城がある。夕方には、多くの観光客が
そこに登り、遺跡に夕日が落ちるのを見る。42年前のベンツ・タクシーで登った。
遺跡の後方には、墓が多い。エラベール家の墓(タワーになっている)や、三兄弟の墓(大理石の
彫刻が美しい)などが見られる。
他にも、現在日本の発掘隊が、新たに優れた彫刻で飾られた墓などを発見している。



  
パルミラのバスターミナル
パルミラ→ホムス
バスは朝夕を除くと本数が極端に少なくなり、出発はさんざん待たされた。この親子に家に寄るよう何回も誘われた


夕食時にはレストランがオープンして、賑やかになるが、暑い昼間は人通りも少ない

    Damascas☆☆☆Homs→Bosra