ポルトガル

ポルトガルは、小さい国だが見所満載だ。一つ一つの街にそれぞれ魅力溢れる
情緒がある。そして、ユーラシア大陸の西の果てロカ岬は、多くの旅人にとって
ロマンある重要なポイントだ!

   ポルトガルの旅は快適だ。旅の初心者向けというのもうなずける。宿は、hostelworld.com/hostel.comなどで、値段、満足度、ロケーション
   などを検索しながら先に進むことができ、予約もOK。列車もしくはバスで大概の所へ行かれるがそれぞれ本数は多くない。
LISBON 
       VivaViagem 市内の主な交通機関をプリペイドカードとして使え、料金は割引になる。殆どの交通機関が割引になるカードもあり、ホステルでは申し送りしたりしている。
       LisbonChilloutHostel 混合ドミ €14.50 朝食込 リベルダーデ、ボンバル広場、SantaMariaHospital近くの登り坂の上。
  
       RossioHostel Wifi 混合ドミ €16.50 朝食込(優) ロシオ広場に面していて場所は最高。スタッフもとても親切。
坂の街リスボンにはケーブルカーが3本ある。坂は急だが、距離は大したことはない。本数も少ないので歩いた方が全然速い。 Electrico、路面電車が狭い坂道をすれすれに走っている。結構頻繁に来る。車内はかなり混んでいる路線もあり、ツーリストはスリのターゲットになりやすい事で有名。
11月のヨーロッパは、各広場がクリスマス・イルミネーションで飾られてくる。国立劇場前のロッシオ広場では、プラスティック製スケート場がオープンしている。 リスボンの象徴になっている“発見のモニュメント”大航海時代の先駆けとなり、ポルトガルの大繁栄の基になったエンリケ航海王子を記念した物とか。ポルトガルには良いかもしれないが、植民地化されたアフリカやアジア諸国にとっては、とんでもないモニュメントだ。
11月の終わりは、もう、クリスマスの飾り付けが始まり華やかだ。リスポンには、地下鉄でこうした近代的なショッピング・モールに行く事ができるが、はたしてポルトガルなのか?カナダなのか?フィリピンなのか???入っている店からアメリカ系映画館から何から何まですっかり同じだ。 リスボンは、石畳の坂道に囲まれて中々情緒豊かな素敵な街だ。しかし、こうした原色の不可思議な絵があやゆる壁に描かれてしまっている。それも、正々堂々と・・・得意げに・・・
小さいカップのコーヒーといやに大きいお菓子がリスボンらしさかも。それが、淡いピンクでなんとも美味しそう、思わず食べてみたくなる。しかし、デミタス・カップ・コーヒーはあっという間に終了・・・物足りなければ、大きな耐熱ガラスコップのガラオン(ミルクコーヒー)がお勧め。 物価高のユーロ圏にしては安価なポルトガルではある。それでもホテルに泊まっていてはたまらない。設備がモダンで清潔なドミトリーで十分快適だ。カナダ、ブリティッシュ・コロンビアを回った後のロッシオ・ホステルに感激した。
SINTRA  
        Lisbon→Sintra  ロシオ駅からの電車が便利 ロシオ駅で列車及びSintra内バスが網羅された一日券を買う事が出来、そちらの方がだいぶ安くなる。
シントラには、起伏のある丘や森に城がたくさんある。多くの王宮や貴族の別荘がそこここに見える。その数にびっくり。訊くと、見えているだけではなく山向こうにも幾つもあるのだとか。リスボンから日帰りで回ろうと思ったが大間違い。どう見ても最低3日は必要だ。 王宮内の豪華なアズレージョ。ポルトガル王制は、約100年前に革命で倒れたが、大航海時代から世界の多くの地を支配した強力な力は、今もこうして残る豪華な宮殿などからしのばれる。この宮殿の階段などの大理石にはそこここにアンモナイトの化石があった。
ROCA Sintra→Roca  €3.60 
ユーラシア大陸の西の果てロカ岬は、多くの旅人の憧れの地でもある。11月末のこの時期、夕刻からは風がかなり冷たくなる。そして、日が落ちる頃には強風になってきた。しかし、バスが着く度にたくさんの人が降りて来る。車も続々と集まってきた。最西端での夕陽を見るためだ。 岬の突端である事も加わり、大西洋のサンセットは思いのほか雄大でドラマチックだった。風が冷たくて建物内の暖炉にあたっていると、辺りが急速に柔らかい色になってきた。外に出ると太陽は水平線にだいぶ近づいている。見る間にオレンジ色の世界になった。夢中で、写真を撮ったが、たった5枚撮っただけですっかりオレンジ色の勢いが衰え、急速に暗くなってしまった。
OBIDOS
       Lisbon→Obidos  €6.75 1時間位       
       Hostel Argonauta €20 Wifi こだわりの広々とした部屋にベッド5台、別に個室も可。一軒家で風呂はホテル並み。場所が分かりにくいが、村人は皆知ってる。
城壁に囲まれたオイドスの城門にあるアズレージョ。ポルトガル特有の刺繍をしたテーブルクロスなどを作りながら売っている。 城壁の一角にある城はポーサダ。ブラジルで、ポーサダは安宿だったが、本家ポルトガルでは、こだわりの高級宿。常に予約でいっぱいらしい。オビドスのこのポーサダには空きがあり見せてもらったが、お化けがでそうな感じがしてとても泊まる気にならなかった・・・
城壁外の田園に水道橋が残っている。周辺は、緩やかな丘陵地帯でのどかな田園風景が広がっている。点在する小さな町や村をバスが結んでいるが、本数は多くない。 ホステルArgonautaのオーナー、マリアと。オビドスでは、ゆいつのホステル。他のホステルは、数キロ離れている。オビドス城壁内を夜歩くとひっそりとした細い通りに数件のレストランやみやげ物屋が店を開けていて独特の情緒があるので、是非泊まることがお勧め。Augonautaのリビングにある暖炉を囲んで、マリアが出してくれたワインを宿泊していた4人とマリアで乾杯。宿泊者は、旧東ドイツからのNico、ブラジル、アマゾンからの男性とスペイン女性のカップル。
CALDAS・DA・RAINHA
        Obidos→Caldas  €1.55 15分 それほど大きな街ではないが、商店街や青空市場が充実している。
秋のヨーロッパの楽しみの一つは焼き栗だ。街角でアツアツが食べられる。6個で€1程。栗が爆発しないよう切れ目を付けて子砂利と灰の中で焼くだけ。栗の持味が100%活かされた素朴な味わいだ。 ポルトガルチーズは、安くて本当に美味しい。青空市場では、種類は勿論、大きさもいろいろ揃っている。そもそもチーズは保存食だと思うが、防腐剤などが使われていないのか日持ちはしない。ポルトガルワインとの組み合わせは絶妙。
日本と同様、ポルトガルでは高齢者が目立つ。しかし、働いている高齢者も多く、市場では大活躍。黒ずくめの女性を多く見掛けるが、夫に先出された場合とか。 ボルダロ・ピネェイロ博物館 €2
彼のセラミック作品が展示されている。装飾用食器なのだが、題材がグロテスク。何匹もの大小蛇が巻き付いたティーポットとカップの盆や蛇、トカゲ、カエルなどがまるで生きているかのリアルな皿など・・・隣は工場、人気が高くとてもよく売れるらしい・・・
ALCOBACA
       Caldas→Alcobaca  €6(ナザレ経由)
BATALHA
        Alcobaca→Batalha  Nicoのレンターに便乗
世界遺産のサンタ・マリア修道院 €6
悲劇のカップル、ペドロ一世とイネス王妃の石棺が安置されている。大きな修道院の周りはレストラン等が取り囲んだ広場になっている。セットメニューのお得な昼食あり。
世界遺産のバターリャ修道院 €6
アルコバサでオビドスのホステルで一緒だった旧東ドイツからのNicoに会った。ポルトガルは2回目のNicoの運転で狭い範囲に集中する修道院などを効率よく回る事ができた。
FATIMA Batalha→Fatima  TOMAR Fatima→Tomar  Luana Hotel €20 Singleシャワーは、2部屋でシェア
バシリカ
20世紀の初めに聖母マリアが現れたとして建てられたバシリカ。数々の奇跡が起こったとされ、人によってはすごいエネルギーを感じるとか。勿論、何も感じない人が圧倒的大多数。広大な敷地には、宿泊施設が多くあり、世界中から巡礼者訪れている。
トマールを見下ろす丘の上に世界遺産のキリスト修道院がある。街のどこからも丘の城壁が見える。ポルトガル隆盛期の豪華な面影を多く残している。特に、ポルトガル独特のアズレージョがきれい。
NAZARE Tomar→Nazare  €6.80 トマールから、他の街へのバスはとても少ないのでタイミングを外すと次は翌日になってしまったりする。
          Adera Oceano €20 Twin 朝食付き Wifi (シーズンoffなのでだいぶ負けてもらった)海岸に面した良い目のホテル
随分と昔、ポルトガルを回った友人に、ひなびた漁村ナザレの話を聴いた。村の女性達が地曳網を引き、獲物を村人が分け合う。午後からは、砂浜にべたっと座り日永一日魚網を繕う。浜の前には狭い路地がいくつもあって、向かい合った家の間には洗濯物がたくさんたなびくーーのどかなのどかな村だとかーー 今では、多分当時の面影はもう無いんだろうと思う。海岸に面した通りには、ホテル、レストラン、お土産物屋が並び、シーズンには多くの観光客で賑わう。それでも、女性達は素足に何枚も重ねた特有のスカートをはいている。市場を取り仕切っているのは、そうした女性達だ。
COIMBRA Nazare→Coimbra  €11.80 1時間40分
          DomusHotel €25 朝食付き(優)
コインブラに着いた時はまだ夕方だったのに、間もなく真っ暗になってしまった。11月のヨーロッパは日が暮れるのが速い。旧市街はバスターミナルからまっすぐ行った10分程度の所だ。しかし、その先の急な細い坂道にホステルなどがある。暗いうえ迷路なので、小さな看板のホステルを探すのは夜は無理だ。 コインブラは情緒がある街だ。旧大学やカテドラルのある丘の上まで、たくさんの石畳の坂道が続いている。坂道の途中には教会があり、その周りには目立たない小さなレストランやカフェがある。雨に濡れると、すり減って丸くなってる石畳が滑りやすい。
CONIMBRIGA Coimbra→コイデシャ €2 Conimbriga遺跡 タクシー€1(4人でシェアしたので)
ローマの都市がそっくり発掘されているコニンブリガへはカナダのグレッグと一緒に行った。彼は、古代ローマ遺跡がとても好きだとか。ただ好きなだけではなく、実に詳しい。モザイクの絵の意味するところ、建物が公共物か個人の邸宅かの見分け方などなどーーグレッグと回ったコニンブリガは思いのほか充実した。 コニンブリガの素晴らしさは第一にモザイクの保存状態の良さだ。規模の大きな邸宅などでは、各部屋それぞれが趣向をこらしたデザインのモザイクが敷き詰められ、鮮やかな天然石の色がそのまま残っている。デザインは実に斬新でモダンだ。
PORTO   Coimbra→Porto  €15.5(Express)
          RivoliCinemaHostel €16 男女別ドミ 朝食付き *サンベント駅の北へ200メーター程のツーリスト・インフォーメーションの隣
ポルトはポルトガル第二の都市、そしてポルトガルという国名の基になったとか。ドウロ川へ急な下り坂になり、川沿いにはワインボデガがいくつかある。この有名なポルトワインは甘い~ので、たくさん飲むと悪酔いしそうな気がする。 ポルトガルの大学生達は伝統のカラス族のような黒装束だ。男子はさらに黒々としたヒゲを生やしていたりする。コンパ?なのか、夜は男女学生が楽しそうに賑やかにたむろっているのをよく見掛けた。
サン・ベント駅正面を入ると三方がアズレージョで飾られている。アズレージョの上には帯のように絵が描かれている。高い天井に映えて本当に美しい。入って右手には切符売り場がある。行き先別の他、外国人用窓口がある。切符を買うには、目的別の番号チケットを取りその番号が掲示板に表示されるのを待つ。 ポルトに着いた時、出会ったブラジルからのルシアーナと一緒にドミに泊まった。彼女は言葉に不自由しないので、一緒に歩くと何でも分かって便利で楽しい。川沿いのローカルに人気のレストランに入り、食べてみたい料理を試す事が出来た。
GUIMARAES Poto→Guimaraes  €2.20  BRAGA Guimaraes→Braga  €2.80 Braga→Porto €2.20
ポルトから楽に日帰りできる距離に世界遺産のギマランイスがある。旧市街の石畳やアズレージョが美しく外壁を飾る城下街は歩くだけで楽しい。それ程大きくないのでゆっくりと散策できる。 ギマランイスからバスで近くのブラガに移動した。ブラガは商店街やしゃれたレストランが並び、街に活気がある。バスで郊外のボン・ジェズスへ行ってみた。400メーターの丘の上の教会までは林の中を階段が続いている。丘の上の教会からは、ブラガの街が一望できる。夕方、再び快適な列車でポルトに戻った。
SANTIAGO・DE・COMPOSTELA Porto→Santiago  €20.30 列車がストでバス旅に。バスの方が速くて安い。ポルトガルとスペインの間は時差1時間。
             Hostel FONSECA €18 Single シャワー、トイレ共同 *目の前はカテドラルという最高立地。管理人のマリアは通いなので夜は宿泊者だけになる。
ポルトガルの北から近いサンティアゴまで足を延ばしてみた。ポルトガル語からスペイン語になる。レイテがレチェ(ミルク)に。どっちにしてもギコギコなので一緒だ。 カミーノ・デ・サンティアゴを3カ月も掛って歩いてきた巡礼者が感動的にたどり着くのがカテドラル正面を入った所にある柱。
サンティアゴに居ると巡礼者が続々とたどり着いてくる。訊いてみると、ある人はフランス側からピレネーを越えて来たと。更に、ドイツからずっと歩いてきたーーある人はフィンランドからー“勿論歩いて来たよっ!”て。 迷路のサンティアゴ城壁内、バスターミナル方向に生鮮市場がある。焼き立てパン屋などもあり、ドーナッツやエクレアが美味しい。でも、何と言ってもポルトガルではチーズが一番。小さめを買っておくと、どこでも簡単に食べられて良い。
CASTELO BRANCO Santiago→Porto  €29 スペインで買うと高い…  Porto→CasteloBranco  €16.40 バターリャバスターミナルから
           Hotel Arraiana €25 Single 朝食付き 暖房付き 
カステロ・ブランコには23時着。遅い時間なのに街には多くの人が歩いていて賑やか。ホテルを探すのにも角を曲がる度に訊いて確認する事が出来た。ホステル情報は無い・・・市民の憩いの場、中心広場にツーリスト・インフォメーションがある。その周辺はWifi可。 丘の上に城塞が残る。そこへは、坂道が続きその斜面に住宅が並ぶ。住宅の間を城塞目掛けて歩いていると、どこからでも遠くまで田園が見渡せる。11月のポルトガルは雨が多いが、雨が上がると一斉にどこの家でも洗濯物が並ぶ。
MONSANTO CasteloBranco→Monsanto  €5.15 *バスは昼と夕方の2本。Monfortinbo行きに乗りIdanha-a-novaで乗り換え。
ポルトガル中央部のスペイン国境に近い東寄りのモンサントは今回の旅で一番訪れたい場所だった。はるか彼方まで見渡せる広大な田園の中にそびえる岩山の上にある村だ。巨石がごろごろした中に村を作り、巨石をそのまま家の一部に利用したりしている。村は狭い急斜面にあり、細い通路の両脇は巨石だったりする。 村の上の方にある巨石を屋根に利用した家畜小屋。まるで、後から巨石を屋根として乗せたように見える。中は、かなり狭い。斜めの巨石が作る空間はたかが知れているが、なぜかこうした石の家がたくさんある。
家の中に巨石が入っている?のではなく、巨石の周りを家にした家。村には、ホテルが一軒。ペンションが一軒。ツーリスト・インフォメーションは、バスターミナルから心臓麻痺を起しそうな急斜面を上った上にある。周辺はWifi可。村人が集まる一杯ワイン(グラスワイン€0.40)酒場と2キロ単位で売るパン屋。土産物屋兼雑貨屋が数軒だけ。暗くなると、村中シーンとしてしまう。 未亡人の制服は黒ずくめ。家の前で野菜をさばいている。服装から受ける印象とは違い、とても明るく朗らかな人。どうやら、台所仕事は、外に持ち出して、近所の人達とおしゃべりしながらするものらしい。
天空の村モンサントからは、下界の集落がとてもよく望める。モンサントの足元やその先、その更に先とずっと彼方の街まで見渡せる。バスは、この岩山をほぼ一周しながら登ってくる。誰かが、バスを見つけ、“バスが来るよ”と乗る予定の人に知らせる。それから、ゆっくり支度して出てきても、バスが岩山の頂上に着くまでには十分間に合う。 ひんやりとしたモンサントの夜は、今まで味わった事が無い雰囲気だ。岩山の頂上でありながら集落である。急斜面に巨石がゴロゴロしていて、その間に家がはさまれている。日が暮れると、人の気配が無くなってしまい、長い間隔の街灯だけがぼんやりする。ふと気がつくと見事な満月が地平線から上がってきていた。なぜか、月もモンサントより下にあるように見えた。
PORTALEGRE Monsanto→CasteloBranco  €5.15 →Portalegre €10.50 MARVAO Portalegre→Marvao €2.65
        Casa Dinis Twin €30 *マルバオンの上の方にある。
スペインとの国境近くの街で、Marvao行きバスターミナルがある。旧市街には、やはり石畳の坂道が多い。石畳は、モノトーンでリズミカルな模様になっている。気軽にコーヒーが飲めるちょっとしたカフェがいくつもあり、種類豊富な中から御菓子も選べる。
天空の城塞都市マルバオンは、マチュピチュのようだ。100キロ先まで見渡せるという。

朝起きて外を見るとすっぽり雲の中だった・・・街は端から端までゆっくり歩いても数時間程の大きさだ。おばあさんが焼いている美味しいパン屋があるが看板は無し。
EVORA Marvao→Portalegre  €2.65 →Evora €6.55 
       Old Evora Hostel ドミ €15 朝食込  *オーナーのペドロがすごく良い。話好きで、エボラ愛街者。エボラの楽しみ方をいろいろ教えてくれる。
街は城壁に囲まれ、ローマ時代の遺跡がそこここに残っている。建物の壁などには多くローマの石組がそのまま壁の一部として組み込まれていたりする。城壁の外から城壁内へは、存在感ある水道橋が伸びている。 エボラ旧市街は、ディアナ神殿を中心にカテドラル、ロイオス教会、カタヴァル公爵邸など真面目見学コース。水道橋東側の住宅街は素顔のエボラ。ジラルド広場周辺は土産屋、カフェ、レストランのツーリストコース。そして、市場の隣サンフランシスコ教会には、数千体の人骨堂がある。
ホステルで一緒になったシアトルからのミシェル、マイクとオーストラリアからのシーネード、オーナーのペドロの5人でサンクスギビンズを祝った。ペドロからは名物生ソーセージ。野菜をたっぷり付けたステーキはミシェルとマイクから。シーネードが美味しいワインとフルーツ。私は、カスタード・タルト、アイスクリームとチーズ。豪華だった!!
エボラ大学は、大学とは思えない小ささ。キャンパス中央に講義が行われている中庭形式の教室があり、美しいアズレージョで飾られている。授業中だったが、誰でも構内に入る事が出来る。階段の脇にはコーヒーの自動販売機(€0・90)があり、学生達に交じって飲んだ。