莞島 wando  済州市→莞島 24,000w 約5時間 *夜、ワンドー港に着いたが情報無し。港の隣に海鮮市場、その先でチムジルバンを
                                         探したが、泊まれる設備ではない。港周辺の賑やかな所を歩くとモーテルが集まった
                                         一角があり、そこに泊まる事にした。
             モーテル 20,000w(値切った) バスタブ付きで最高!近くにコンビニがあり便利。廊下は怪しい照明で◇◇◇の自動販売機。
                          階段で旅行者の若い女の子二人に会った。そういう利用もあるようなのでほっとした。


済州島から朝鮮半島に一番近いの南西の
ワンドーに入る事にした。13時40分出港で
ワンドーには夜になる。途中、小さい島に停泊。
済州島からたくさんの買い物を持った島民が
下船。皆、家族が車で迎えに出て来ていて、
たくさんの荷物と共にそれぞれ我が家へ散って
行った。船旅の後半は、島々がたくさん浮かぶ
中、景色の良い穏やかな海を船が進む
鮮やかな夕焼けが急速に消えていった後、真っ
暗な先に港の灯りが見えてきてwando着。取り
あえず、港湾職員に繁華街への方角を訊くと、
若い職員は親切にいろいろ心配してくれて、
タクシーにホテルへ連れていくように頼んでいる
様子。タクシーは断って、繁華街の方向へ歩き
出すと、店じまい前の海鮮市場があり、働いて
いる人達が隅で新鮮な魚介類を調理し夕食中
で羨ましかった。
 楽安邑城民俗村 Naganeupseong 2000w
                  莞島wando→順天suncheon→楽安namgan 13900wz+1300w
                     楽安民俗村から山一つ越えた真弓さん宅に宿泊

 韓国も高齢化が目立つ。バスに乗る殆どの
 人は高齢者。

半島の南、釜山から南西に行った所にのどかな
古い村の生活がそっくり残っている。

郡守、碑閣、朝鮮時代の役所。に通じる鳥居型
の門。殆どの建物が茅葺屋根だが、ここは瓦葺

郷土資料館に展示されていた男の子行事の
様子。最初に手にした物から、将来の職業を
うらなったとか。弓→軍人、筆→役人、お金
→商人など。

村の中には普通に大麻が植わっていたが、
これは、伝統織物の麻生地を作るため。
生地になるまでの手間暇が掛かる工程が
実際に手作りしているおばあさん宅で見られる

東軒・内衙では、裁判が行われ、罪人は檻に
入れられて村内を引き回しにされた。この建物
の庭には仕置きの台があり、尻叩きに刑が再現
されている。                     

村内では、昔からの生活が受け継がれており
韓国時代劇のロケなども行われている。そんな
に広くない村だが、とても落ち着いてゆったりし
た時間が流れている不思議な空間になっている


真弓さん宅の夕食。ご主人の両親、夫婦と
可愛い一人息子ムヒョンの五人家族。あまり
おしゃべりではない真弓さんのさり気ない心
遣いは実に居心地が良い。手際の良い家事、
働き者の彼女の手に家族の幸せの秘訣ありと。

楽安村から一番近い街、順天suncheonは結構
大きい。南の莞島や半島の先の麗水(ヨス)、
釜山への中継点になっている。周辺には韓国
テレビドラマのロケに使われた箇所があるとか
で、韓国の若い人たちが多く訪れているらしい。
 麗水 Yeosu  *ヨスは2012年にExpoが開かれるため、街が一丸となって国際化を目指している。また、大小島が多い景勝地であり、気候も
               良く、リゾートホテルや定年退職者向けマンションの建設ラッシュになっている。ターゲットは日本始めオーストラリアなど。
               10月、3LDK程が300万円位と言っていた。今なら200万円以下だろう。
          真弓さん宅近く→順天→麗水 1000w+3500w
         チムジルバン泊 7000w *ヨスのチムジルバンは海の前で眺め優

スルメイカばかりではなく、干しタコもある。
同じ軟体動物なんだから同じような味なん
だろうと思うが食べるチャンスが無かった。

韓国ではエイがとてもポピュラー。今、瀬戸内海
では、エイが増えて困っているとか。韓国の様に
食用にしてみるのはどうだろうか。

日本では、高級魚ハモが韓国ではどうという
事もない普通の魚。むしろアナゴの方がポピュ
ラーだ。活アナゴを頂いたがそれは美味しい

フェリーターミナルの裏は魚市場で、セリを
やっていた。かけるのも落とすのも女性達。

落とされた海老、甲イカ、エイ、順に63000w、
23000w、13000w かなりの量がある。

Expo12のために街の国際化が旧ピッチで行わ
れている。小さい島がたくさんあるヨスには橋。

鎮南館の受付け龍花さん。ご主人が日本人で
日本語可。ヨスに関してちょっと訊いた事が
きっかけで、一緒に昼御飯を。と思ったら、
ヨス名物を御馳走していただいてしまった。
ご主人の両親を思う優しい子供5人のママ。

秀吉の朝鮮出兵を迎え撃った亀甲船の複製が
湾内に展示されていて見学できる。中には食堂
始め、戦備品工場、病院なども併設されている。
周辺は海鮮を食べさせる店がずらっと並んでい
てヨスの観光名所になっている。

向日庵(ヒャンイラム)は突山島の突端にある
祈祷道場。バス停からずっと急な上り坂が続く。
島の崖面に道場がある。道場への道沿いには
名物の漬物屋が並ぶ。更に頂へ登れば360度
の景観だ

韓国のあちこちにあるコーヒーの自動販売機
ブラック、ミルク入り、砂糖入り、ミルク砂糖入り
など。砂糖入りはすごっく甘い。300w,400wと
とても安い。

湾の前にあるチムジルバン。夜はくつろぎスペー
スから色が変わる突山大橋のイルミネーション
が見える。週末は混むが平日は空いている。
着いて風呂、寝る前に風呂、翌朝出る前に風呂

中央路近くにある市場のキンパブ屋は女性に
人気だ。しっかり御飯が詰まったキンパブ一本
とスープが付いて2000w。お腹一杯になる。
小柄なおばあさんが2本をペロッと食べた!!
 釜山 日本から簡単に来られる釜山は、日本人には何の不自由もない。いろんな表示が日本語でされていたり、日本語を話す人も多い。街は
        3本の地下鉄でどこでも行かれ、その先はバスがつながっている。日本人には何よりの温泉が多く、活きの良い海鮮が安く食べられる。
        釜山と言えば海と思いきや地下鉄で30分も行けば山歩きも楽しめる。

       麗水→釜山 12000w
        Blue Guest House ドミ 16000w www.bluebackpackers.com 019-272-3962 *マンションの24階にあり眺め風通し優、掃除が行き届き清潔。

福岡からフェリーで3時間。手軽に安く来られる
釜山は連日フェリーが満員の人気だ。

10月の2週間釜山映画フェスティバル、連日
チャガルチの特設舞台でイベントが行われた

チャガルチ海鮮屋は夜になると歩けないほどの
盛況。新鮮なので、何を焼いても美味しい。

屋台では焼き栗、ドングリ、蚕。蚕はちょっ
と苦味がある。っていうか、まゆ玉の中を見た
事がなかった…


くじらさしみと日本語で書いてある。皆よく食べ
よく飲む。夜になるとたいていどこでも酩酊して
ふらふらになっている酔っぱらいを多く見かける


歩道に張り出した店には家族連れや友達同士
の大勢じゃないと注文しにくいが、新東亜市場
前のビル最上階にはビュッフェがあり、10000w
食べ放題。焼肉から海鮮まで何でも揃っている
四面 若者に人気のソミョンは手軽に食べられ
     レストランがたくさん、回転鮨が人気

ソミョン名物テジクッパブはご飯入り豚肉スープ。
青菜や麺も一緒に入れてしまう。4500w

中央路の一本西側には5時過ぎごろから屋台
がたくさん並ぶ。屋台でもボリュームたっぷり
蒲田市場 1号線と2号線のぶつかるソミョン
 北にあるこの市場はとても大きくて何でもある

地下鉄と鉄道駅との間にある市場の建物は十字型
になっている。建物の外にもたくさんの店がある。

 韓国では干物が良く食べられている。立派
鯛やスズキなども干物になってしまう。
 
蜂の巣がそのまま袋に入れられていて蜂が
ブンブン。蜂の子は生きたままで食べるとか。

 カエルはさっぱいりと上品な味わい。メニュー
ではあまり見ないが家庭料理なのか?

   
スッポンは、高級食材。韓国でも数は少ない
ようだ。大きな鎌田市場でも一匹しか見なかった
  
 金井山城  地下鉄 四面→温泉場 1,100w  バス 温泉場駅前→金井山城 1,400w *駅に観光案内書あり。
         地下鉄い1号線、温泉場駅から山歩きが楽しめる。バスが頻繁にあり、時間や体力に合わせスタート地点を選ぶ事ができる。地下鉄の
           6つ先、梵魚寺までの山道は分かりやすく眺めが良いので、トレッキングコースとしてお薦め。

金剛公園にあるケーブルカーからは眼下に
温泉場駅から釜山大学駅に掛けての街並み
が一望できる。片道3,500w

北門からは金井山城が見渡せる。万里の長城の
ように石を積んだ壁が広大な山城を囲んでいる
ようすが分かる。

梵魚寺から30分程の北門。門や城壁は日本
統治時、破壊されてしまった。門と城壁の
部分が再建されている。  

梵魚寺、700AD頃の建築だが秀吉の軍によって
 燃やされてしまった。現在のものはそれでも
 1600年代に建てられた。仏様はとてもカラフル

大雄殿から趣のある道が続いている先を行くと
右に折れて金井山城に続く上り坂に出るが、
ちゃんとした道ではないので靴によっては無理

北門からひと際高い岩場まで続く山道があり
奥に見えている山の頂上まではなんとたった
20分程で辿り着ける