
中国のカード?メンラーは、どこと無く
のどか。国境に一番近い街の雰囲気が
無い。ATMはあるが、国際は出来ない。
昼休みの銀行が再開するのを待って、
思わぬ時間が掛かった。 |

街は結構大きくて近代的。手机(携帯)
を売る店がやたらにある。街の中央に
ある市場は夕方に行ったので、もう
閑散としていた。店は土の上にじかに
品物を置いている。 |

携帯の普及はかなり進んでいる。殆ど
がプリペイド式だとか。しゃべる声は
大きくてうるさい。
|

病院だと分かる。部門も想像が付く。
この周辺は漢方の店が並び、マッサ
ージもいろいろある。この看板のすぐ
中が治療室みたいで、通りからでも
治療の様子が見える。 |

たれがたっぷりの焼肉。漢字で書か
れているので、良く分かる。
|

大型のパイプでタバコを吸う。ここは
タバコ屋で、この人は試飲中
|

路上にミシンを出して仕事をしているの
はアジアに共通するようだ。
|

こちらは、靴を縫っている。靴用ミシンは
大概のものが縫える。
|
 |
串焼きは2元。ラオス、タイ、中国と鶏の
足をよく食べる。足はゼラチン質で油っ
ぽい。豚の皮も良く食べられている。
一本裏の大通りには電気屋が多く並ん
でいる。メンラーを一望できる階段の上
に寺がある。気になるのは、あちこちで
唾を吐く人。あーあ、中国だなぁ・・・と
思う。メンラーに入ってから排気ガスの
臭いがひどい。 |
 |
中国の良い所は、街中に無料の公衆
トイレがある事。これは、一応仕切りは
あるので優。下には常に水が流れて
いるので優良。前に中国に行った時は、
ティッシュボックスなんて無かったが、
今はあるので合格。
夜になると、ピンク照明のマッサージ屋があちこちでオープン。怪しい雰囲気なのでどうも男性用。
|
元陽 バス メンラー→江城 48元(720円) 窓口(これが、重要)
江城→緑春 35元(525円)定価 窓口
Hotel 60元 バスターミナルの横 22時着、翌朝6時半発のため選べず。
緑春→元陽(新街鎮) 30元(450円)
中国で、バスに乗るのはたいへんだ。前日、メンラー発緑春行きがあると確認したが、当日は「メイヨー!」。とりあえず
手前の江城まで行って乗り換える事にした。6時半出発。まず、朝食休憩、そしてトイレ休憩3回。江城には15時着。
16時発、緑春行き、21時半着。トータル15時間バスの旅。江城、緑春間は二度と乗りたくない悪路かつ険しい峠越え。
|

メンラー発江城行き。運転手は湯で
とうもろこしを買ってくれたり、とても
親切にしてくれた。しかし、バス内は
男はほぼ全員タバコを吸い、タンを
吐く人のは女性も。山道に慣れない
人が吐き、はるかに定員オーバーの
バス内は我慢の限界だった。 |

雲南は殆どが少数民族。民族衣装が
目を引く。しかし、モラルは今一でバス
の料金を中々払おうとしなかったり、
バス内で唾を吐いたりと目に余る。手を
上げているのにバスを止めなかったり
するので、漢族が差別をしているのが
分かる ここは、元陽でも南沙鎮の方
|

峠の上にあるので、寒く視界の悪い
雲の中。斜面の町の狭い路上に野菜
の市場が出ている。元陽は斜面に貼り
付いた町なので、篭に野菜など結構
重い荷物を入れ、急な階段を行き来し
ている。
|

霧雨で、濡れているので足場が悪い。
それでも、皆重い篭を背負っている。
世界一の棚田のある元陽はホテルも
たくさんある。安宿は、水シャワーで
絶対に無理。かなり汚い事もあり、良い
目のホテルにした(1200円)。それでも
寒かったが、電気敷き毛布で助かった。 |

この町はどこも斜面。平らな所がほと
んど無い。ホワホワで美味しいパン屋
があった。いろいろ買って4.5元(70円)
|

棚田にトラクターが入るわけもなく、水
牛に頼っている。しばらく見ていたが
水牛を操るのはホントに疲れるみたいだ
|

元陽から棚田を見に行くのにミニタクで
100元。屋台のお姉さんに教わってロー
カルバスで行った。1/10で10元。午前
中は雲の中だったが、少しずつ姿を
現した。 |

山の上から、雲に隠れている部分も
全て棚田で、どこまでも続いている。
バーダーティーティエン(スケールの
大きさは群を抜いている)から20キロ
歩いた。 |

箐口ハニ族民族村 30元
バーダーティティエンから5キロ程の
所にとんがり屋根が特徴ハニ族の
村があり、見学できる。峠の村入り口
から、延々急な坂道を下った所にある。
村の人達は重たい篭を背負い、毎日
この坂を往復している。
|

箐口ハニ族といえば、正月は村に
長ーいテーブルを用意し、村人全員が
ご馳走を囲む事で有名。衣装も用途で
いろいろある。糸を作り、機を織り、藍で
染め、縫製と全てが手作り。川が流れる
一番下には、祭りの時に集う場があり、
大きなブランコ(儀式用)があった。
|

水が入った棚田は幻想的な感じがする。
特に、朝焼け、夕焼けなどの素晴らしい
写真を良く見掛けるが、3日間雨のち
曇りだったので、棚田に水が入る季節に
朝焼け、夕焼けを見るのは確立が低い
んだろうと思う。
|

元陽へ戻る道は、別にバスに乗らなく
ても地元の人は普通に10キロ、20キロを
歩いている。ここの民族衣装は、ひし形
の刺繍が施された布を二枚腰にぶら
下げる。年には関係なく老若問わず
同じものを下げている。
|

新街鎮にいる間中、雨だった。急な
斜面が多い街なので足場が悪い。
繁華街はバスターミナルから20分位
坂を上った広場周辺。市場、ホテル、
飯屋、屋台飯屋などが並んでいる。
|

緋鯉みたいな魚、勿論食用。周辺には
魚がいるような川はないので、南沙鎮の
方から運んで来るんだと思う。南沙鎮は
大きな街だが、新街鎮とは車で30分
以上離れている
|

市場の野菜屋。中国に限らず、ベトナム
ラオス、タイ、ミャンマーと実によく働く。
市場を取り仕切っているのは勿論女性
だし、食堂を切り盛りしたり、畑も女性が
よく手入れしている。
|

中国製のバス。他のアジアの国と違っ
て韓国製ではなく自国製。屋根の上に
タンクがあり、ラジエーターを冷やしな
がら走るので、2~3時間置きに水を
補給する必要がある。
|
 |
十年以上前に行ったきりの中国は、2004年のインド以来の衝撃だった。バスの中で唾を吐く人、タバコの煙で霞む車内。
トイレストップでは、3人が一緒に穴だけのトイレに・・・街を結ぶ道路はオフロード・レースの様で、所々には真新しい
大きな落石が・・・対向車を待たせて抜ける、片側が谷に崩れ落ちた崖の上の峠。定員18名と書いてあるのに、大きな
荷物持ち込みで、どう見ても25人は乗っている。そんな究極の悪条件を腕一本で巧みに操るレベルの高い運転手達。
客を見て値段を変える強かな手ごわそうな人民女コンダクター。トイレストップは彼女が握っている。置き場が無く、足元に
ねじ込んだリュックは気が付いたら濡れていた・・・可能性としては、さっきまで乗っていた子供のおしっこが最有力・・・
ところが、ベトナムとの国境、河口手前には素晴らしい高速道路が開通していた。開通直後なので、ほかに一台も車が
走っていない爽快なバスの旅。元陽までが開通するには、もうしばらく掛かるだろう。でも、開通すればベトナムから
棚田の元陽まで日帰りが可能になる。オリンピックに間に合わせるつもりかな?ところで、オリンピックまでに何とかして
欲しいのは、人民の唾吐きでした・・・ |
|