オーロプレート オーロとはポルトガル語で金の事。オーロプレートは、金鉱がそのまま街になった山間の半端ない坂の街だ。
未曾有の繁栄がもたらされたオーロプレートだが、金鉱の採掘を始め全ての過酷な労働がアフリカからの奴隷に
ミナスジェライス州 よって担われた。岩をハンマーで叩き割る埃は肺に溜まり、騒音は鼓膜の限界を越えた苦しみだったという…
かつ、一度地下世界に送り込まれた人々は二度と地上に戻る事が無く動物さながらに使い捨てられたと…その
子孫にあたるアルトミルに金鉱跡を案内してもらった。
PortSeguro→BeloHorizonte→OuroPreto 148.84R+18.7R 19時間夜行+2時間
つなぎ5分でオーロプレート行きに乗れた!
Pousada Imperatriz tel3551-5435 25R Single 朝食付き、シャワーとトイレ共同
*立地が素晴らしい上に安価。チラデンチス広場からInformationビルの横ClaudioMonoel
通りに入ってすぐの所。夜遅くまで、出歩いていても全く問題なしの場所。
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ベロオリゾンチへの車窓からは、天に向かって
指を指しているかのような山が見えた。周辺は
牧場と畑が広がり、アリ塚が無数にある。 |

のめりそうになる坂がいたるところにあり、眺め
は素晴らしい。歩くのがやっとの坂をバスが
運航されているのには驚く。 |

ミナス・ダ・パシャージェン 郊外の金鉱跡。
種族長だったシコヘイは地下世界でもリーダー
シップを発揮し、自由を勝ち取り奴隷達を解放した
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ポドビアリアの裏手にあるサンフランシスコ・ジ・
パウラ教会からは、長い急な坂道が旧市街へと
つながっている。 |

街の背後に見える特徴のある岩。トレッキング
で行かれる。途中、金鉱跡がたくさんあるとか。
泊まらずに抜けてしまう人がいるがもったいない |

いたる所が坂道で、お年寄りがゆっくりゆっくり
登ってきたりするがたいへんな日常だと思う。
全ての道路は石畳なのでとてもきれい。 |

PousadaImperatrizの朝食。コーヒーと焼きたて
のパンドサルを用意してくれている。ホテルが
高いオーロプレートで超穴場のPousadaだ。
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黒人教会へ行く坂道は殊更に急だ。この近辺は
奴隷の子孫達が多く住んでいる。フウフウと登っ
てくると、窓から顔を出してお茶に誘ってくれる。 |

コンセイサオン教会横の道。迷路のように、横道
があったりするが、結局上で元の道に繋がって
いたりする。 |

オーロプレイトは宝石で名高い。ブラジル産の
カラーストーンが数多く揃う。そのため街には
宝石店がたくさん並ぶ。良いものは日本では
3倍以上の値段になる。 |

たくさんある教会の飾りには黒人奴隷達が採掘
した金が使われている。チラデンティス広場辺り
には地元の若者がブラブラしているが、敢えて
道などを訊くと親切に対応してくれる。 |

子供はどの国もおんなじだ。はにかみ屋、お調
子者。どの子もピカチュウ、ポケモン、ドラゴンボ
ールと言えばすぐ友達になれるが、学名みたい
なモンスターの名前を浴びせられる。
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リオデジャネイロ 危ない!が先行してしまうにはもったいない街だ。世界的に有名なコパカパーナビーチは街の真ん前にあり、
リオデジャネイロ州 ブラジルの象徴にもなっているコルコバードのキリスト像は、街の中から生えたようなとんがり帽子の岩の上で大きく
腕を広げている。シャレたバーやレストランとごちゃごちゃした商店街や屋台が並ぶ通りは背中合わせにある。
街の周辺の丘陵は無秩序に張り付いた小さな家で埋め尽くされていて、何を見ても驚いてしまう。
オーロプレート→リオデジャネイロ 64R 夜行7時間
Hostal Flamengo 55-21-2265-4476 contato@hostelflamengo.com.br
www.hostelflamengo.com.br
地下鉄Cateteからワンブロック山側へ。
25R ドミ 朝食 *地元ブラジル人が多い。朝、シャワートイレが混む。地元年配女性が4人永住している。
満員で、永住組がマイルーム化している所へ相部屋させられたが、御婆が気難しくて
居心地が悪かった。普通に部屋に入れれば快適。*初日、早朝ホステルに着きベルを
鳴らしてマダムを起こしてチェックイン。そうしたら、朝食を勧めてくれた。 |

ヒオに着いたのは土曜日。国立歴史博物館辺り
の高速下ではフリーマーケットが開かれていた
アンティーク、古着、雑貨、食べ物など。
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土曜でも開いていたのは、UruguaianaとPres
Vargesの南側。店の呼び込みが素晴らしい。
まるで、テレビ局のアナウンサー並み。 |

ぬいぐるみを売っている男性は太りすぎで、
椅子から立ち上がらない。器用に棒を操り
ぬいぐるみを自在に動かしていた。 |

華やかな色が揃うTバック専門店。Tバックは
人気らしく何軒も並んでいる。 |

旧市街の大きなカンデラリア教会。昼に入ると
ちょうど証明が付きお祈りが始った。 |

何回も乗ったヒオの地下鉄。本数は結構多くて
便利。駅構内はとても明るい。 |

カーニバルのメイン会場、サンボドローモ。
カーニバルの時は眠らない空間になる。
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レンタル・カーニバル衣装屋があり、好きな衣装
を着る事ができる。後ろで縛るエプロン式。
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シティーツアーの観光バスで乗り付けた人達が
華やかな衣装でなんちゃってが楽しめる。 |
フェイラ

以前のカーニバル会場は、週末踊りたい人で
盛り上がる。名物品商店街、レストラン、バーが
たくさん並んでいる。
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会場内で、
いたずらケ
チャップ容
器を売るピ
エロ。早速
ドミで御婆
に試したら
それ以降
口を利いて
もらえなか
った。 |

会場の両端は生演奏でダンス会場。相手はこの
場で成立している。カップルごとにスタイルがあ
る。このカップルは全然激しくなく、終始額を合わ
せて二人の世界。 |

マラカナン・スタジアム 以前は芝生観覧席が
あり、20万人も収容できたとか。今は全椅子席
で半分の規模。熱いファン同士が戦えないよう |

選手控えからピッチへと続く地下通路には、
世界に知れたスター選手の大型パネルが壁を
覆っている。ロナウド、カカ、ロベルトカルロス |

どれ程多くのサッカー少年がここから芝生へ
出る事を夢見て練習している事か。ここにある
公式サッカーグッズはびっくりする程高い |

ヒオ中が晴れていてもここだけ雲が掛かってい
るのを何回も見た。ここに上がって、1時間程し
たら、徐々に雲が切れてきた。 |

ここには、登山列車で上るが登山道もある。
街からは釣鐘状の岩に列車も登山道も更に、
エスカエーターもエレベーターも全く見えない。 |

コルコバードの丘からトイメンにポンジアスーカ
ル、右にコパカバーナ海岸、左にセントロと一望
に見渡せる。太陽の動きで刻々と表情が変わる |

コパカバーナ・ビーチのビルの谷間からコルコ
バードのキリスト像が姿を現すが雲の流れが
速く、あっという間に隠れてしまう。 |

ここで泳ぎますか?と思うほど波が高い。訊くと
いつもの事だとか。潮が引いてビーチが広くなっ
たら、せめて悲鳴が届く範囲に居るようにと。 |

たくさんのパンツ、シャツを傘にぶら下げた移動
ショップの青年。長ーいビーチを歩く。日光を
する人達はまばらで、海岸はとても長い。
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ポンジアスーカルの頂上からは遠くに小さく
コルコバードの釣鐘状の岩が見える。ここの
ツルっとした岩山にどうやってロープウエィを
張ったのか考えさせられる… |

コルコバードもここも実に眺めが良い。コパカバ
ーナビーチが全部見渡せる。大都会の真ん前
なのにベルメーリャ海岸も水がきれいだ |
コパカバーナビーチ前に
は高級ホテルが並んでい
てみるからに金持ちそうな
人達が散歩している。そしてそのファッションが奇抜
わざわざ?TバックのWが見えるデザイン?写真よ
り実物はかなりインパクト
があり生々しい。というか好きな格好を思いっきり楽
しんでいる生きている感じがして日本人には眩しい |

遠足の子供達。とんがり帽子のようなポンジアス
ーカルは眺めが最高。その頂上を走り回って
はしゃいでいた。ポンジアスーカルのロープ
ウェイ 34R |

ふくよかなんて生易しいもんじゃない!重量の
人がホントに多い。みんな健康診断の数値は
正常なんだろうか…というか、平均的日本人の
体重の2倍はありそうな人と航空運賃が同じ? |
ヒオは、他に類を見ない異色の街だ。大都会にも関
わらず、真前には美しいビーチがいくつも広がる。
背後には山がそびえ、常に不安定な雲が山を見せ
たり隠したりしていて、観光客が最も目当てにする
コルコバードのキリスト像をひんぱんに覆い隠して
しまう。コルコバードやポンジアスーカルのとんがり
帽子状の岩は、天からそこにポンと置かれたように
街中にそびえ、頂上に上がれば、ヒオの街を一望に
できる絶景が広がる。コパカバーナ・ビーチ前の高
級ホテルや高級住宅街が桁違いと思いきや貧民街
ファベーラもまたヒオを代表する光景だ。一時期よ
りは減ったとはいえ?まだまだ強盗の話は多い。
相手はピストルを持っているので防ぎようがないが
見るからに金がなさそうな格好が何よりだと思うが、
高級ホテルなどのトイレを使う事はできなくなる。 |
パラチー リオデジャネイロからバスで4時間程南に下りた所に、古い街並みが残りおっとりのんびりした美しい街街パラチーがある。小さな島が
リオデジャネイロ州 点在するパラチー湾一帯が国立公園になっていて、ゆったりと船に揺られ、魚がたくさん集まるポイントで泳ぎ、船上の昼食は格別だ。
リオデジャネイロ→パラチー 44.5R 4時間強
Pousada da Tesoure 20R single 朝食、シャワー、トイレ、タオル、石鹸 *ポドビアリアから大通りを直進正面。蚊取り線香で
弱らせた蚊を夜中に数十匹やっつけた事か。部屋によっては蚊はゼロ。30Rの部屋は快適(泳いだ
後、シャワーを使わせてくれた)。
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10時半頃までにたくさんの船が島巡りツアーに
出発する。昼食込みだと40R位 帰りは15時頃 |

最初に停泊したところではたくさんの小魚が
船の排水に群がってきた。水の透明度は今一 |

一帯が国立公園だけあって、船からの景色は
見飽きない。クルーザーや漁船とすれ違う。 |

船のどこからでも海に飛び込める。クッション・
シートが敷き詰められていて、船上でリラッ
クスできたのは参加者多くなかったから。 |

結構広い湾の中は海が静かで景色が雄大だ。
パラチーの街は海から見るととても小さい。夕方
から旧市街の主な建物はライトアップされる。 |

生活電線などは地中に埋められているので、
旧市街はすっきりと美しい。レストラン、ホテル、
土産物屋と教会。なぜか休憩の椅子などがない |

古い石畳の旧市街はそれ程大きくないので、
簡単に歩ける。暗くなっても全く問題なし。 |

ペレケ・アス川に掛かる橋に立つと、あちこちで
魚が跳ねる。捕食魚に追いかけられているのだと |

港の前に立つ小さなドーレス教会。塔が片側に
しかないのは予算が足りなかったからだとか。 |
クリチバ サンパウロから南に6時間半、昨日まで海で泳いだのにここは冷たい雨。ところが、列車で海岸方向へ3時間弱のモヘチスへ行くと
パラナ州 街のあちこちにハミングバードが飛び、山越えの旧道は美しい石畳。両脇にはお伽の国のようにインパチュエンスの帯が延々と続く。
クリチバ⇔モヘチスの列車からの雄大な眺めが人気だが、旧道には随所にビューポイントがあり、次回はバス道をあるいてみたいと
思った。ただし、インパチュエンスが咲く季節は冬季で雨が多く眺めが雲に覆い隠されてしまう確率が高い…
パラチー→サンパウロ→クリチバ 40.5R+55.5R 6時間(夜行)+6時間半
Piratini Hotel 40R single 朝食(豪華)、シャワー、トイレ、冷蔵庫、テレビ、タオル、石鹸 |

長距離バスターミナルからすぐの所にある
市場。二階には食道街があり、日本人経営の
日本食堂もある。食料品は全て揃っている。 |

市場二階のビュッフェ。料理の種類は豊富。
デザートまで好きに食べられて 7.5Rは安い。
下の市場を眺めながら食事ができる。 |

街の中央部にある旧市街。きれいに整備された
一画。ゆるい坂になっていて、広場を登り切ると
旧市街が見渡せる。雨に濡れた石畳がまた良い |

周辺は、賑やかなショッピング街が続くが、24時
間通りのアーケードは2年前から閉鎖されている
それでも、夕方から街には多くの人が出てとても
賑やか。大型スーパーが便利。 |

クリチバから列車で行くモヘチスまでの車窓の
眺めは雄大だと評判だが、残念な事に雲に
覆われてしまい何も見えない事も多いとか・・・
列車料金片道28Rエコノミー、バス12R眺め優 |

モヘチス名物料理バレアード。コンビーフみたい
に良く煮込んだ牛肉にレタス、バナナ、ご飯を
入れてごちゃごちゃにして一緒に食べる 17.5R
祭り時、女性達が料理しないで楽しめるようにと。 |

ビラ・ベーリャ州立公園 クリチバからバスで
1時間半。バスは数本しかないので、バス時刻
中心のスケジュール。公園に入るといきなり
駐車スペースでフクロウがこっちを見ていた。 |
太古の地層
が侵食を受
け、いろん
な形をした
奇岩が見ら
れる。これは
ゴブレット。
公園内は勝
手に歩いて
はいけない
ので、係員
がいちいち
案内する。
入場料10、
案内料15 |

公園内には多くの野生動物が暮らしている。これは
アヒルほどもある大型の鳥だが、名前が分からない
奇岩の後ろのジャングルは湿っていて滑りやすい
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湿ったジャングルの岩肌に付いている花のような
カビ。白地にピンクの縁取り、中央がまたピンク。
これが付いているのは、一か所の岩肌だけ。他
にも、割れ目が真っ赤な石など面白い物がある |

公園内にある巨大な自然竪穴。水面までの高さ
107メーター、直径80メーター、水深53メーター。
以前は丸いプラットホームにエレベーターで下り
られたが、現在は老朽化で閉鎖。 |

ビラ・ベーリャ公園前のバス停から奇岩の丘を見る
ここは、サンパウロからイグアスの滝へ向かう国道
大型観光バスが何台も頻繁に行きかう。バス料金
行きはポドビフェロアリアで買ったため18R、帰りは
車内で買った15.5R。
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