ポイペト
             タイとの国境の街。国境を越えただけで、街の様相は一変した。急速に経済発展       
した感のあるタイに比べ、ひどく遅れている。原付バイクを多く見かける他は、30年程時代が後退した感じだ。

カンボジア側から、国境の仕切り越しにタバコを差し出して、商売するおばさん、タバコはカートンでUS$1だ。


道路は途端に未舗装になってしまい、ひどく埃っぽい。粗末なリヤカー一台で輸送業を営んでいる。
そんな中に小学生くらいの女の子が混じり、逞しくリヤカーを引いていた。


バイク・タクシーが客待ちをしている。     自分自身未だ小さいのに、幼児を抱えて街をさまよう子供達。

カンボジアに入った途端、多くの子供の物乞いが寄ってきた。ポルポトの悪夢からはだいぶ経つのに
未だ経済的にも精神的な後遺症からも十分立ち直れていないのだろうか・・・・・
子供達が欲しがるのは何もお金ばかりではない。観光客が持っているパンや、果物、菓子など何でも飛びついてくる・・・・・