ロリュオス遺跡群

アンコール・ワットに王都が移る前、都は
国道6号線を東に13キロのロリュオスにあった。
かつて辺りは大貯水池であり、現在も雨季には
一面に水がはると言う。




ロレイ

バコン

プリア・コー



             

ロレイ
寺院は十字型に4つ建物が並んでいる。中心のリンガからは十字の溝に聖水が流れ出ていた。

寺院壁面に立っている、金剛力士像。力強い力士像の中にデバダーもあった。

寺院入り口にはサンスクリット文字が残されている。中央にリンガが残る溝。

遺跡内には寺の施設で暮らしている人達が居て、食事の支度をしていた。
フナくらいの魚を切り、大鍋で雑炊の様な料理を作っていた。
高床式の施設の下では豚と猿が飼われていた。仲良しと云うより、猿にとって豚は掛け買いのない存在に見えた。



懐かしいスーパーマン・シャツ。          たわわに実るパパイヤ

修行中の若い僧侶、子供以外女性は彼らには絶対触ってはいけないのだが・・・

プリア・コー

ロレイから6号線をはさみ、南にプリア・コーがある。遺跡は痛々しく傷んでいるが、金剛力士像の保存状態は良好。

かつてはやはり壮大な王都だったはずだが、ロリュオスは小さな3つの寺院を残すのみ。

他では面影を残していない獅子の細かい部分がここでは、はっきりと見られる。

所々には繊細な浮き彫りが見られる。       遺跡内には小型のトカゲが多く生息している。
バコン

バコン寺院は3層のテラス式寺院だ。核各テラスの角に獅子と象の石像が置かれている。
その象の石像はふっくらと丸みがあり、お伽の国の使いのようだった。


屋台の串焼きやから揚げには蛙がある。60メーターの丘プノン・バケンから降りてくる道にはたくさんの蛙がいた。

簡単な作りの家屋。カンボジアには地震も台風もないので、家は実に簡単にできている。    篭の材料、竹ひご。

シャワーは勿論水、水は豊富だ。     家はバナナの葉で覆ったもの。     子供が多い、特に乳幼児が多い。