夕日のUyuni
         Bolivia                             

SantCuruz・Sucre・・・
PotosiUyuniLaPaz

先のパラグアイとボリビアは、南米で唯一海が無い。おまけにボリビアは南米では最貧国と云われている。ところが、ボリビア・ブルーと云われる澄んだ青い空。幻想的な純白のウユニ。アンデスの山々。インカ遺跡。お金では計れない宝に満ちている。
  
Paraguay⇔SantaCuruz(Air) US$345 南米では入国先の空路アウトチケットを持っていない
                            場合、片道のチケットは売らないという変な規則が
                            ある。必要のない復路をむりやり買わされた。
ボリビアーノ  1US$→約 Bs7
バス SantaCuruz→Scure Bs50 
           *Bolivia内のバスターミナルでは、何社かのバスがほぼ同時に
             同目的地へ出発する。バスの席を完売しようと各カウンターの呼び込み
             が声をからすが、良いバスはすぐ売れてしまう。
             空いている夜行を買ったが、直通ではなく途中何回も停まった。南米の
             夜行バスは、高くても直通に乗らないとバス強盗ががあるので危ない。
             案の定、途中停車した町?村?ではバスのすぐ横で銃声。強盗ではなく
             男女の罵声からすると、痴話喧嘩の様。でも、バスは当然すぐに出発した。
             このバスの乗客は主に地元民ばかりだったが、もう一人ブラジルからの
             アンドリッサが乗車。お互いほっとした。なんと、Sucreまでは18時間も
             掛かった。
  Scure→Potosi Bs15
             そのまま、4時間乗り継いで、Potosiまで行った。アンドリッサはSucreで一泊
             Potosiに着いて、バスを降りようとした時、その3歩が下りられず驚いた。
             それもそのはず、いきなり4000メーター地点だったからだ。バスターミナルから中心地までは市内バス。
             何とか11月10日広場までたどり着いたが、小さなこの広場を横切るだけで3回休んだ。
             ところで、ボリビアでは日本企業、幼稚園、商店などの名前が入ったマイクロバスがたくさん走っている。
             中古をペイントの塗りなおしもせず使っているからだ。市内バスがOOO電気販売店だったりする。

   Hostal Compania de Jesus Bs35 (ツインをシェア)*シャワーを浴びるのにコツがいる・・湯が少量なのと挙句、
                                        だんだん水になってしまう 

  
 Potosi
      鉱山ツアー  40Bs (3時間くらい) 
         Potosiでは鉱石採掘の従業員が働いている現場の坑道に入る事ができる。従業員と同じ格好をし、同じように入るのだが、
         入ってすぐに後悔するほど大変なツアーだ。坑道の状態は劣悪で足元は非情に悪い。トロッコのレールの間には染み
         出た水が溜まり、滑りそうになる。足元に気を取られているとヘルメットが梁にガンガン当たる。明かりは
         自分のヘルメットについている薄明かりのみだ。中は横だけではなく、縦に下りる箇所がいつくかある。
         はしごをつたって下りるが、途中段が抜けていたり、しっかり停まっていないので回ってしまったりと、下りるというより落ちる
         感じがする。おまけに、梯子の横には真っ暗な穴がぽっかり開いていた、勿論底などは見えない。
         更に坑道内の梁は重さに耐えかねて、弓なりになっていたり、片方が崩れて外れていたり。
         いつ落盤が起きるか不安でいっぱいになる。その点をガイドに訊けば、1週間前に一人死んだと簡単に云う。
         作業は全て手作業。ダイナマイトを仕掛けて爆破させ、その後崩れた鉱石をトロッコに集め運搬するまでの全ての工程を
         手作業で行っている。一時間坑内に居ただけでも居た堪れなかったのだ。毎日坑内に入る労働者達はコカの葉を噛み
         テンションを変えざるを得ない。そのコカ(2,3Bs)も満足に買えない低賃金だ。
         坑道の入り口には生々しい生贄のヤギの血がたれていた。
         
         ボリビアで活躍している海外青年協力隊員と        鉱山は4000メーターの街から、さらに200メーター程上にある
         坑道は、どう見ても何の秩序もなく掘られている。トロッコが来ると観光客は壁をよじ登ったりして避ける      熟年からまるで中学生くらいの少年まで多くの男達が働いている     坑道の入り口には生贄のヤギの血がたれていた
 
  
                                            UyuniLaPaz