
プノンペン  |
バス シュムリ・アップ→プノンペン 約5時間。道路は良い方。1時間毎に休憩(バスが長時間走れない、オーバーヒートしない
ように、冷ますため)
US$5 バフーオン・ゲストハウスで頼んだ。US$4もある。勿論カンボジアの人達は
遥かに安い値段だ。しかし、ゲストハウスに頼むとバス・ターミナルに迎えが来てくれる。
プノンペン→バンコック(カオサン) US$16(街では、US$14も可、しかし途中乗換えさせられる事あり)
Okay ゲストハウス→シングル US$3 部屋は素晴らしくきれいだった。 場所は王宮から5分、レストランも良い。
トンレサップ川沿いなので、夕方は川岸の散歩が楽しめる。
バイクタクシー→1日US$5〜7 (Okay ゲストハウス所属に頼んだ) |
街の様子 あまり高いビルが無いので結構見通しがいい。女性も原付に乗っている人が多い。広い通りは舗装されて
いるが、一本横に入ると未舗装になってしまう。
  
シンワット通りは夕方から多くの人達が散歩に集まって来る。広場には屋台も並び、日暮れと共に一段と賑やかになる。
  
卵だけがポツンと置かれた屋台。これは他よりちょっと高い800リエル。只の湯で卵ではなくヒナ卵なのだ。
  
目、くちばし、足、わっ、どうしよう!!
  
蛇のから揚げもある。 蛙はなんだか人間みたいだ。 |
トゥール・スレン博物館→US$2 1975年〜1979年 ポルポト恐怖政治時代、ここに収容された2万人以上のうち
生還者はたった6人だった。
  
ここでは、反社会主義者の摘発、思想強制が目的で人々を収容し、拷問が行われたが、多くの犠牲者達はそうした思想自体
はっきりと認識していなかったのではないかと思われる。なぜなら、少年少女や幼い子供を持つ若い母なども多く、
政治活動とはあまりにもかけ離れた善良な市民達が多かったからだ。
  
悲惨な近代史を伝えるものとして、あまりにも生々しい。ここで凄惨な拷問をされたのも、したのも同国人だという事が理解しが
たいが事実だ。かつては高校だった建物はA,B,C,D,と4棟に別れている。B棟は人一人がやっと横になれる位に仕切られた
狭いスペースがずらっと並んでいる。収容されたらもう、恐怖と絶望しかなかったのだ。C棟には犠牲者の写真が並んでいる。
これらの人々を殺す前に顔写真を撮ったためだ。D棟には拷問の様子の絵と実際の拷問器具が並んでいる。
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キリング・フィールド→US$2 市内から約10キロ
ここからは約9000人の人骨が出てきた。しかし、このようなキリング・フィールドはここばかりではなく
カンボジア中にある。敷地内にいくつもある穴から100、80とまとまって骨が出てきた。166体全てが
首無しという遺骨が出てきた穴さえある。今でも、掘ればいくらで骨が出てくるという。
ここは悲惨な歴史を伝える博物館になっているが、観光客達を当てにして集まる物乞いは両足が無った
りと、悲惨な現実は今も続いている。
プノンペン市内から約10キロの道のりの約半分は、穴だらけのデコボコ道。バイタクの後ろにしがみ付き
ながら振り落とされないようにするのに必死だが、現地の女性達は横座りかつ子供を抱えていたりと
恐ろしくバランスがいい。
  
慰霊塔は出来たが・・・ 犠牲者には多くの子供も含まれる 大量に骨が出てきた穴
  
敷地内に掘り返された所からは多くの骨が出てきた。 166体全てが首無しだった。 掘り返された穴だらけ・・・
  
掘り返さば、まだ、いくらでも骨が出てくるという。 |
University Fine Art→US$2 午前中は熱心にアプサラ練習する様子が見られる。
  
入り口は粗末で、知らないと見過ごす。 指導はかなり厳しいが、先生達の熱い思いが伝わってくる。
  
指の動きが美しい。腰が常に不動で安定状態、首と背筋を伸ばし、独特のステップに目線が伴う。腕の動きは肩からの線が
重要で、胸をはっていないと全体が貧弱になる・・・・・なかり難しいのだ。
  
指導者は時として、ビシッとたたく。生徒は思わず涙ぐむ。しかし、容赦せず。納得するところにくるまでは休憩はない。
  
アプサラの大きな要素はバランスだ。片足を後ろに高く上げた姿勢で、数分間バランスをとる。腰がしっかりしないとできない。
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国立博物館→US$3 アンコール・ワット遺跡群からの出土物が見られる。館内撮影禁止だが・・・

王宮の隣にあり、建物は趣がある。 館内は小さい、中庭からの博物館の建物がきれい。
   
アンコール・ワット始め、クメール文化の反映をもたらしたジャヤヴァルマン7世。 ビシュヌ神 穏やかな表情の神官
   
アンコール遺跡群、寺院の守り神達。
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王宮→US$3 (カメラ料金は別途請求されるが払っている人はいない。)王宮全体的は明後日に迫った即位式のため
改修、塗装、植栽などが施されていた。
  
即位殿 宝庫 ナポレオン3世の館
  
国王の執務室 シルバーバコダ ラーマーヤナの壁画回廊
  
フレンドリーな僧侶 いろいろな色の花が付いていたブーゲンビリア ジャック・フルーツの木 |
セントラル・マーケット
  
美味しそう?にから揚げになったイナゴとゲンゴロウ
  
韮の餅包み焼き(かなり美味しい) シラミを取っている 青年協力隊の総子さん
  
肉屋さん マメ、唐辛子、など
  
市場の中には行商もいる 海産乾物屋
  
雨避けシートが張ってある 独特の形に開いて干した魚 甘味の店
  
魚屋は大きな海老を生きたまま売っている いろいろな種類の海老
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トンレサップ川
  
アンコール・ワットの南にある大きな湖トンレサップから流れ出でて、ここプノンペンでメコン川と一緒になりベトナムへと向かう。
  
川の流れは驚くほど速い。向こう岸へは泳げたものではない。この川のほとりにはボートで生活している人達がいる。
魚を取り、川で水を浴び、生活の多くが川で成り立っている。ちょっと、糸をたれただけですぐナマズがかかってくる。
  
夕日を見ていると、子供達がたくさん集まってきた。何やらおどけて見せ、1ドルをせびる。
  
しばし、見とれたトンレサップ川の夕日。 プノンペンでトンレサップ川とメコン川が合流する。
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